ハッカ。漢字で書くと薄荷。
ミントはかなり広い範囲を持っていて、その一種がハッカです。
そんなハッカを取り寄せていくつか試してみましたので、そんな体験談です。
※個人の感想です。
マスクに付けよう
まずはマスク。
これはやってる人も増えているとニュースで聞きましたがいかがでしょうか。
今年の夏はマスクありきの過ごし方なので、何とか改善したいと思う人も多いでしょう。
マスクの外側にぽたっと数滴垂らしてみます。
そのまま装着。
最初は何ともないかと思ったのですが…
10秒後くらいに、一気にスースーして鼻がやられました。
爽快感というより、どちらかといえば少し辛い。
涼しいとはまた違いますね…
揮発性が高いせいか、時々目もスースーして涙が出ます。
鼻の通りはかなり良くなるのですが、良くなり過ぎてくらくらします。
花粉症のシーズンなら、いいのかも知れませんね。
お風呂に入れよう
続いては、風呂に投入してみました。
風呂の大きさはまあ一般的なものです。
ひとりなら十分、大人二人でいちゃつくと少し狭いくらいです。
箱に書いてあった説明によると、数滴で十分とのこと。
こちらがビフォア。
こちらがAFTER。
ラベルの位置と比べて、少し減っているのがお分かりいただけるでしょうか。
ほぼ減っていないように見えますが、数滴と言われるとこんなもの。
風呂のお湯の量を把握していませんが、たぶん100リットルくらいはあるでしょう。
そこに数滴程度で果たして戦えるのか?という疑問がありました。
入ってみると、ヒザの内側がやたらとスースーします。
正確には、入る前からかなりハッカ臭がしておりました。
そして湯船にざぶん。
41度の湯船に使っている状態でもスースーします。
ただヒザの内側部分のみで、逆に他の部分はそれほど違いが感じられません。
推測ですが、足から湯船に入り、その後もヒザを立てて湯船に入っていたため、ヒザ周りに漂っていたハッカがダイレクトに効いたのでしょうか?(混ぜたつもりでしたが)
ただ、風呂上がりの体感としては、それほど温まった感がありません。
風呂上がりの扇風機がこの時期の醍醐味ですが、ヒザは少し寒いくらいひんやり。
だいたい、20分くらい効果が続いたかなと思います。
夏場の41度のお湯に入ってこれくらいなら、かなり爽快感はありますね。
ワインに入れよう
3つ目のトライはこちら。
なんと箱の説明には、リキュールなどに入れるのもいいと書かれていました。
そこで今回取り出したのは数か月前に札幌で買ってきた「北海道夕張産メロンワイン」です。
なお、普通に飲むとメロンの香りがかなり強く、メロンワインの名に恥じないワインでした。
そこに一滴のハッカ油をポトリ。
上から見ると、表面に丸い輪っか(油膜)が確認できます。
こちらを混ぜて飲んでみました。
結果としては…
まず飲む前に、かなりハッカのスッとする感じがして、メロンワイン(改造前)のように匂いを嗅ごうとしたところ、鼻にツーンときました。
そのように匂いがかき消されたせいか、味もハッカにだいぶ引っ張られているような感じ。
そして、ベロと唇がスースーします。
心なしか、胃もスース―していたような感じです。
なお、唇はその後15分ほどずっとスースーしていました。
まあ注意書きにも「入れ過ぎは風味を損ないます」と書かれており「楊枝の先が濡れる程度」とのことです。
そもそも風呂で100リットルに数滴なのに、こんな0.1リットルに1滴も入れたら過剰摂取ですよね。
というわけで、かなり変化は感じられました。
チョコミント好きならいけるのか?
私はミントがそんなに好きではないので、そのせいもあって食用はないかなと思いました。
ハッカまとめ
ハッカといえば、やっぱり北海道北見市の名物というイメージが強いです。
ハッカについて無知だった約10年前、真冬に訪れた北海道北見市の道の駅でハッカグッズばかりが売られていたのを思い出しました。
当時は「ハッカだけで食っていけるのか?」と思っていましたが、今はハッカ特需(って言う程じゃないかもしれませんが)が起きているようで、何が起こるか分からないものです。
天然由来のものですし、大量に摂ったら劇物なんでしょうけど、塗って良し、かけて良し、混ぜて良しとなかなか面白いものですね。
虫よけにも使えるようなので、アウトドアに出る時にも良さそうです。
まだそれなりに量が残っているので、何か面白い使い方やリクエストがあればお試しします。
↓↓Amazonでも、私が買ったときよりは少し安くなってますね。