Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は、「Super Liminal」(スーパーリミナル)です。
「liminal」が意味が分からず調べたら「識閾」(しきいき)と出ました。
「識閾」が分からず調べたら「意識の出現や消失の境界」とのことです。
分かったような、分からんような。
プレイ時間は2時間ほど、未クリア状態です。
- Super Liminalの概要
- スーパーリミナルの仕組み
- 遠近感を狂わせていこう
- 錯視?のような仕掛けも
- さてストーリーは?
- 面白いけどバグ?と久々の3D酔い
- その他のSwitchゲーム紹介(パズル編)
Super Liminalの概要
このゲームはコマーシャルから始まります。
「あなたは自己不信で一杯ですか?」
ピアーズ研究所では、そんなあなたに安全で効果的な「夢療法」が受けられるそうです。
気が付くと謎の部屋にいて、書類にサインをさせられます。
スーパーリミナルの仕組み
このゲームは、まず完全一人称視点で進みます。
なので、主人公の身体は一切表示されません。
Switchでは左スティックで移動、右スティックで画面移動(上下左右)です。Bでジャンプ、Aで調べる・掴むです。
基本的にはパズルゲームで、いろんな仕掛けを解いてドアを目指して次のところへ…という流れ。
最初は極々シンプルで、床にあるボタンを押している間だけドアが開くというもの。
画面内でかなり小さいのですが、真ん中にある白い点。
これが画面内のいろいろ調べられるポイントなのですが、ものを掴むこともできます。
こうやって、様々なモノを掴んで置いて、仕掛けを解いていきます。
遠近感を狂わせていこう
このゲームの最大の特徴は、遠近感・錯視です。
普通、近くにある物体は大きく、遠くにある物体は小さくなります。
例えば、下の画像の箱。
右にテーブルがあるおかげで、せいぜい20㎝四方程度に見えますよね。
ただ、同じ箱でも、こちらは大きく見えます。
このゲームでは「遠くに小さく見えるものを掴むと小さくなり、近くで大きく見えるものを掴むと大きくなる」(ちょっと雑な説明ですが)という特徴があります。
なので、このドアよりも明らかに大きい箱も掴むことができますし…
何度か操作することで、こんなに小さくすることも可能です。
逆もまた然りで、物体を大きくすることもできます。
モノを掴んで真上に投げることを想像してください。
自分の目に向かって重力で落ちてくるとすると、目に当たる直前のモノはものすごく大きく見えるはずですよね。
…動画でないと上手く説明できないので、↓の感じです。
サイコロを真上に投げることで、遠近法的には大きくなる…というのを利用して、サイコロを足場の大きさまで成長させていきます。
これも同じようなパターンですね。
一つの板で、二つのボタンを同時に押さないとドアが開きませんが…
板を大きくして、かつ横向きにすることで両方のボタンを同時に押せています。
錯視?のような仕掛けも
また、変わった仕掛けとしては、こんなものも。
柱や壁、更には空中に白黒の格子模様が見えます。
しかし、別の角度から見ると、どうやら四角い箱のように見えます。
そして上手い具合に、立方体になる角度から見ると、サイコロとして掴んで、攻略に使えるようになります。
こういった仕掛けのゲームもこれまで見たことある気がしますが、面白い発想だなあと思いました。
逆に、サイコロがあるなと近づいてみると…
立体的に見える絵であって、掴むことはできないとか。
大きなサイコロかと思いきや、細かいブロックの組み合わせだったとか。
その他、発想はやりたい放題です。
動画をもう1つ入れておきますが、自由に進んでいく様子が分かると思います。
さてストーリーは?
まあメインはパズルゲームですが、一応ストーリーっぽいものがあります。
冒頭では夢療法とされていましたが…
いくつかの仕掛けを解くと、毎度必ずベッドに戻され、アラームが鳴っています。
ただそのアラームも、1時間ずつ進んでいるようです。
先に進むにつれて、何やら不穏な雰囲気も…
警告も、正直何言っているのかよく分かりません。元々翻訳ですしね。
ガイド案内が時々あるのですが、それすらもかなりおかしなことになってきています。
(翻訳ミスではないようです)
冒頭で告げられたことが正しければ、夢であることは間違いないようですが…
果たして、どんな結末なんでしょうね?
そして私はクリアまでたどり着けるのか…
面白いけどバグ?と久々の3D酔い
なかなか発想が面白く、「こんなことできちゃうのね」というようなクリア方法も出てくるのは面白いです。
反面、良くない点をきちんと書いておくと…
一番致命的だったのが、バグ?っぽいもの。
何度も書いたように、物体を大きくするために真上に持ち上げて落とす動作をします(動画にあったような動き)。
それを続けていると、超巨大化した物体が頭に降ってきたせいか、たまにですが自キャラもその物体も動かなくなることがありました。
何も掴めない、何も動けず、ジャンプすらできない。
投げたはずの物体は、なぜか遠くで空中に静止している。
こういう(変な)ゲームなので、そういう展開か?とも思いましたが、バグというかフリーズというか、ともかくリセットするしかありませんでした。
また、セーブポイントが分かりづらく、ゲーム中に「レベルをリスタート」や「チェックポイントにリセット」という、「前に戻る」があっても、どこに戻されるのかイマイチ分かりづらいです。
想像以上に戻らされたり、すぐそこだったり。
そして凄く細かいことを言えば、電源を入れてゲームをするときに、必ずカーソルが「ニューゲーム」にあっていること。
ここは「続きから」にしておいて欲しい派です。
これも結構辛いのが3D酔い。
動画の通り、モノを大きく小さくするために上下しますし、モノを掴むポインタが小さいので微調整も多いため、結果として画面の揺れがかなりあって、久々に酔いました。
3Dゲームが出た当時ほどは酔わなくなりましたが、それでもこのゲームは長時間は無理そうです。
とはいえ、斬新なゲームで発想の転換を求められ、多少の理不尽は目をつぶれます。
それほどお高いゲームではありませんので、試してみてはいかがでしょうか。
その他のSwitchゲーム紹介(パズル編)
発想が面白いなあと思ったパズルゲームたち。
【THE GARDENS BETWEEN】
【BABA IS YOU】(まだクリアできぬ)
【Good Job!】