先日、日銀の元理事という金融界ではかなりの上級者と話をする機会がありました。
こっちも元は銀行にいて、今は見限った身ですが、中央銀行と一般の銀行は役割が全く違うので、「銀行あるある」も通じません。
景気動向、ウィズコロナ、アフターコロナ、デジタル通貨…
最近はロクにニュースも見てないのでかなり適当ではありますが、そんな話題でも意外と盛り上がって無事に対談を終えました。
むしろ相手のレベルが高く、そして相手は私のことを「わざわざ社を代表して話してるのだから、それなりの立場にあるのだろう」と思ったことでしょう。
正直知らない単語も何度か出てきましたが、堂々と「ああ、それね」的な顔でうなづき連打をしていると、向こうも全く気にしない様子でした。
例えば、普通は「パンって知ってますか?」なんて確認をしないように、知らない金融単語(だと思う)も「そんなの常識」とばかりに無反応で聞いていれば何とかなりました。
弊社の役員達は私に「お前で大丈夫か」的な懸念を事前に表明してました。
そりゃやりたくないわ、と思ってましたが、WEB会議すら開けない人達よりはマシだろうということで私が出た次第です。
まあ同じ人間ですし、よほど変な人や重たい取引先などでなければ、何とかなるもんですね。
相手が合わせてくれた感じは多分にしましたが。
みんなは真似しちゃ駄目だぞ。