知らない人から拍手喝采を受けたことはありますか?
これはそんなお話です。
といっても、しょうもない話ですけどね。
嘘松さん
承認欲求をこじらせると、話を盛る、酷いと創作に入ってしまうというのはよくあるようです。
その発端となったTweetがおそ松さんアイコン?おそ松さんファン?だったせいか、その後は「嘘松」と呼ばれるようになったそうな。
最近で言うと、真偽は分かりませんが、下のTweetが嘘認定されているようです。
まあ映画館でうるさい奴を注意して拍手喝采が起こったら、本末転倒で全員うるせえ!と私なら思いますね。
で、「嘘松」の特徴には「周りの人からの拍手喝采」があるそうです。
知らない人からの拍手喝采
講演だとか競技だとかは例外として、街中に限定します。
場所は、最近リニューアルオープンした、「千葉市美術館」の一階。
さや堂ホールと呼ばれる、旧三井銀行の素敵なロビー空間があるのですが、そこにとある展示がありました。
Eテレの美術系の番組「びじゅチューン」とコラボしているそうですが、テレビが無く受信料も払っていない私の環境で、そんな番組は存在すら知りませんでした。
そこに、大きなスクリーンに富嶽三十六景の動画が映し出されているんです。
それは体験型のアミューズメントになっています。
指定の場所で、「波になったつもりでジャンプしてみよう!ジャンプによって波の高さが変わります」と表示されます。
そこでジャンプをすると、そのジャンプに応じて波の大きさが小波・中波・大波と判定されます。
チビッ子や私よりだいぶ小さい女性はもとより、私が見上げるくらいの体格の男性もせいぜい中波でした。
ここはおじさん本気出しちゃおうかなと、並んで待つこと10分ほど。
私の番で渾身のジャンプ。
さや堂ホール全体に響き渡る、パァァンという着地音。
その音にざわめく群衆。
そして結果は… 「大波」。
そこで拍手が巻き起こりました。
先ほど子どもの前で「小波」を出したお父さんも、一人で来ていたお姉さんも。
係の人も「大波出したんですか!?私も初めて見ました!」とテンション高めでした。
何を得たか
しばらく、足の裏がかなり痛かったです。
そもそも、ジャンプの高さではなく着地の衝撃で波の大小を判別しているようなんですよね。
ジャンプの高さは私よりでかいお父さんに勝てませんが、着地の衝撃なら恐らく勝てたのでしょう。
そして限界を超えたので、骨にもダメージが届いたようでした。
ただ、シャイと言われる日本でも、場合によっては拍手喝采を浴びる機会があるんだなあと感心した出来事です。
私がシャイボーイなので、特にアピールできませんでしたけどね。
「喝采」は若干盛ってるかもしれません。
波乗りけろ隊を取りたかったのですが、自分でジャンプした後に、ポケモンGOを起動して…というのは無理でした。