どうでもいいことだけど、何となく気遣いとしてやってしまうこと。
それはマナーだったり、拘りだったり、礼儀だったり。気違いじゃないよ。
こんなことまで気にしなくていいと思うんですけどね。
イヤホンをしたまま店に入らない
最近(というここ10年くらい?)、イヤホンする人、特に若者って増えてきているような気がするんですよね。
何年か前に道路交通法が厳しくなって、自転車&イヤホンはめちゃくちゃ厳しくするからな!的な脅しニュースを多く見たのですが、全くそんなこともなく、かなりの人が自転車だろうとイヤホンをしっぱなしです。
最近はBluetoothによる無線イヤホンも増えたので、私が気が付いている以上に多いかもしれません。
正直、私も若い頃はそうでしたが、20歳を過ぎた辺りで危ないので自転車&イヤホンはやめました。
で、話が最初から逸れましたが、「イヤホンをしたまま人と話す」のはどうなんですかね?
私は一応、相手の話が聞こえてますよと示す意味も込めて、そして最低限の礼儀として、お店などでも店員と話すときはイヤホンを外すようにしています。
大型量販店などは別ですが、店員さんがいるような店では入店時に外しています。
たとえ音楽を聴いていなくても、たとえ相手の声が十分に聞こえていようとも。
たぶん要らない気遣いだと思うんですが、何となくね。
服屋ではイヤホンを理由に話しかけられるのを防げるという利点もあるんですが。
そして、最近の若者を電車などで観ていると、イヤホンをしたまま友達と話している人達を多く見かけます。
そもそも友達と(会話もして)いるのにイヤホンしっぱなしはどうなの?とおじさんは思うのですが、そういうものなんですかねえ。
相手の向きに書類を直す
同じくショッピングにて。
会計時のカードのサインなどでよくありますが、サインした紙を相手に返すときに、相手の向きに変えて渡します。
たぶん相手からするとどうでもいいことなんでしょう。
くるりとスムーズにお返しできればスマートなんでしょうが、このひと手間で店員さんが受け取ろうとするタイミングがわずかにズレることもあります。
もしかしたら逆にストレスになっているのかもしれません。
銀行にいた頃は、相手や後輩に、紙に書いて何かを教えるときのために、紙を相手の向きにしたまま、つまり私から見ると上下反対に文字を書く練習をしたことがあります。
今は脳がやられているのでできなくなってしまいましたが、上下反転文字と表裏反転文字を、普通に書くのとほぼ同じ速度くらいで書けたんですよね。
脳トレすればまたできるようになるのかな?
更に余談ですが、幼児って脳の処理がうまく働かずに、表裏逆の文字になってしまうことがあると聞きました。
人間は本来、文字を表裏逆に認識しているのを、上手く反転させて書いているとか。
この記憶はあっているのだろうか?
車のブレーキ
人を乗せているときの、車のブレーキには細心の注意を払っています。
これは昔交際していた年上の女子によって躾けられたというのもあるのですが…
大変車に酔いやすかった彼女は、私の運転技術に注文を付けてきておりました。
それは、ブレーキで停車するときに、僅かにでも「ガクン」という慣性を発生させないこと。
「ガクン」ではなく「スッ(あれ、いつの間にか停まっている…?)」を目指せと。
「カクン」くらいでも「トッ」くらいでも駄目です。
(果たしてこれで伝わっているのか分かりませんが)
以来、特に女性を乗せる際には、ブレーキには細心の注意を払うようになりました。
赤信号の度に、こんなに緊張してブレーキを踏んでいるとは、誰も気づいていないでしょう。
乗り慣れない車に乗ると慣れるまで何回か「ガクン」となりますが、それでも乗っているうちに「スッ」になります。
みなさんはどうですか
何かもうひとつふたつあって書き出したはずですが、もはやショッピングネタしか浮かばなくなったので、最後に他の人のものでひとつ。
私が、というわけではありませんが、店員さんの中でバックヤードに出入りするときにきちんと一礼する人は、要らない気遣いだなと思う一方、ちゃんとしているなあと感心しています。
私も以前、百貨店でバイトしていた頃はそんな教育を受けましたが、ついついなあなあになってましたし、礼はするものの流れ作業でした。
私は歩きながらぷいっと下げる程度でしたが、ちゃんとしている人は、きちんと静止して一例してお辞儀していました。
まあこうやって私が見ていることに気が付いているのかもしれませんし、「要らない気遣い」という割に私は感心しているので、要るのかもしれません。
皆さんが無駄だろうなと思いながら気を使っていることはありますか?