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【海外ドラマ】「ブル ~心を操る天才~」

海外ドラマ紹介のコーナー。

今回は「ブル ~心を操る天才~」です。

 

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原題は単に「BULL」。

邦題は「法廷を操る男」 となっていることも?

Amazon primeでは「心を操る天才」でした。

 

 

 

「ブル」におけるTAC社の事業概要(あらすじ)

TAC(トライアル・アナリシス・カンパニー)社の社長、ジェイソン・ブルが主人公。

たぶん、TAC社の事業概要や裁判科学が分からないと、この作品の面白さが分からないので、最初に説明します。

TAC社は「裁判科学」のトップカンパニー。

アメリカの裁判は陪審制が取られており、その陪審員はランダムで選ばれる。

 

ただし、陪審員は被告・原告側で何人かまでは拒絶ができる。

そこで「この事件にはこういうタイプが必要だ」というのを心理学者として判断し、それに該当しない陪審員候補を「忌避」する。

これによって、自分達の依頼主に有利・好意的な陪審員だけを残していく。

 

更にその選ばれた陪審員そっくりの「模擬陪審員」を大量に登録してあり、どのようなタイプの陪審員が選ばれても、その心理状態を反映した「模擬陪審員」を用意できる。

模擬陪審員たちには腕にセンサーが付けられており、ブル達の依頼主に賛同しているか反対しているかがリアルタイムで把握できる。

そこで、どのように裁判で振る舞えば模擬陪審員≒陪審員がこちらに有利な判断をしてくれるのか、戦略的に裁判を進め、陪審制での勝利を勝ち取っていく。

 

…とまあ、要するに陪審員を操って裁判を有利に動かす会社のお話です。

 

登場人物紹介

毎度、依頼人から何らかの依頼があり、その裁判戦略を検討するTAC社のメンバーたちの活動を中心に物語は進みます。

それぞれに得意分野があり、それぞれの長所を生かしてチームで裁判に臨みます。

他にもTAC社には何人も働いているようですが、彼らは何をしているのだろうか…

 

ドクター・ジェイソン・ブル

本作の主人公。トライアル・アナリシス・カンパニー(TAC)の社長。

心理学者で、裁判科学の第一人者。

切れ者ではあるものの、酒好きで不摂生。

元妻のイザベラは健康食品メーカーの社長でカリスマモデル的存在でファンも多い。

 

マリッサ・モーガン

アルゴリズム開発の天才で、模擬陪審員の心理状態を分析している。

ブルの秘書的な立ち位置でもあり、経理・人事などもこなしている様子。

幼い頃の家庭環境が原因で、様々な悩みも抱えている。

 

ベニー・コロン

元検察官で、今は弁護士。本名はベンジャミン。

ベニーの姉(イザベラ)は、かつてブルと結婚していたため、元義兄弟。

実際に、ブルを兄の様に慕っている側面もあるが、義兄弟だったからこそ本音でぶつかることも多い。 

 

ダニー・ジェームズ

元FBI捜査官。裁判に関する各種調査が最も得意で、FBI時代のコネクションも強い。

被疑者の聞き取り調査だけでなく、返送して潜入捜査なども行う。

 

チャンク・パーマー

大学ではアメフト選手として名を馳せた。

今はスタイリストとしての経歴を生かし、陪審員受けの良いコーディネートを提供して、被告を好印象に仕立てる役割。

 

ケイブル・マックロリー

メンバーでは最年少で、天才ハッカー。

SNSやネットニュースを駆使して、対象のあらゆる情報を調べ上げる。

犯罪すれすれのこと、もしくは犯罪行為に手を染めることも。

 

「ブル」感想(シーズン1~3)

タイトルは「ブル」であって、あくまで主人公はブルなんですが、あくまで裁判上は脇役です。

事前の戦略では大きく影響するものの、陪審の前で何かを語ることはほとんどなく、裁判所で小声でこそこそ話すのみ。

 

弁護士であるベンジャミン・コロン、通称ベニーが良いキャラをしています。

普段はブルの元義弟という複雑な立ち位置ながら、舎弟のような存在でもありますが、義兄でもあり社長でもあるブルに対しても、しばしばはっきりとモノを言います。

また、裁判では大抵の場合、主役となるのは弁護士であるベニー。

ノリに乗ったときの彼の弁舌は観ていて楽しかったです。

 

シーズンを通してみると、シーズン1はブルが天才のままにいたように感じましたが、シーズン2でイマイチ魅力が無くなって堕落したような感じでした。

そういう雰囲気があったせいか、シーズン3ではまた元の通りになり、ブルにも魅力が戻ったように思います。

 

ただ、少しワンパターンであるなあと感じることもあります。

あくまで裁判がメインであって、事件の調査などはサブに過ぎないので、仲間たちがいきなり証拠を見つけてきて、裁判がひっくり返る、というパターンがほとんどでした。

 

心理学者が自分を制せない?

ブルが心理学者の割に、自分を制せていないように感じます。

ただ昔、親戚の精神科医に聞いたところ、精神科医も往々にして精神を病むといいますので、ミイラ取りがミイラになる(とは違うか)的なところで、自分の心理が不安定な心理学者がいてもいいのでしょう。

それがないと、人間らしさがないかもしれませんしね。

「メンタリスト」のパトリック・ジェーンにも少し近いですが、あそこまでの超人ではなく、あくまで人間らしさを残した天才です。

 

シーズン4も制作されているそうなので、アマプラにおりてくるのが楽しみです。

 

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