グルメ紹介のコーナー。
今回は今さら紹介するまでもない、日本橋の洋食の老舗「たいめいけん」です。
たいめいけんについて
たいめいけんは昭和6年の創業。
昭和6年というと、1931年。
約90年を迎える老舗レストランです。
場所としては日本橋、東京駅からも歩ける距離にあります。
たぶん根暗な私とそりはあわないのですが、すごくいい人そうでダンディーな3代目シェフ。
ご本人には会えませんでしたが、パネルで頑張っていらっしゃいました。
私の中で一番ギラギラしてる人です。
茂出木さんっていうんですね。
三代目の祖父にあたる方が創業者だそうで、代々受け継いでおられるとのことです。
ちなみにたいめいけんですが、1階はカジュアル、2階以上はどちらかというと高級レストランになっています。
フィレステーキ1万円はまだしも、コンソメスープで1,500円もするようですので、庶民がフラリとは入りづらいですね。
1階でオムライス
というわけで、1階で普通にいただきます。
洋食屋といえばオムライス・ハンバーグのイメージです。
そこで今回もオムライスにすることにしました。
普通のオムライスを頼もうとしたのですが、「半熟もありますよ」と言われて心が惹かれたので、オムハヤシにしました。
隣の方が「バターラーメン」なんてのを頼んでいました。
その名の通り、ラーメンにバターが乗っかっていたようですが、味噌バターラーメンのようなものなんでしょうか。
ちょっと目を疑ったのが、こちらのボルシチとコールスロー。
なんと50円です。
頼んでいいのか?と思って「これは何ですか?」と聞くと、「簡単に言えば、スープとサラダです」と言われました。
まあ、そりゃそうだ。
上ではコンソメスープが1500円もするのに…と思いましたが、味・量などが違うのでしょう。
いただきます・ごちそうさま
そして届いたのがこちら。左のがボルシチです。
オムハヤシは、とろとろの半熟卵が皿いっぱいに広がっています。
「トロトロ半熟卵のオムライスにハヤシソースをかけております」とありますが、自分でかける方式でした。
やはりハヤシとオムは相性がいいですね。
若干、ハヤシの量が少な目かなと感じましたが、タマゴ自体も美味しいので問題なし。
量はそこまで多くなく、ペロペロペロリと食べられる量でした。
お値段が2000円超えなので、1階でも一般サラリーマンには気軽には行けませんね。
ただそれも、料理単体で観た場合のお話。
日本橋の老舗の看板を掲げているお店にこれだけの値段で入れるというのは十分お手頃感はありますね。
3代目シェフは8月に肺がんを告白しています。お大事に。
余談
公式ページがかなりレトロでした。
25年くらい前のホームページっぽさがあります。
(今さらホームページで告知しなくてもやっていけるからでしょうが)
最初Google Mapで調べたら、「凧の博物館」と出てきました。
今回は時間がなくて調べきれなかったのですが、シェフの趣味が凧らしいので、博物館もやってるんですかね。
過去のグルメ記事
お店の紹介だったり、食べ物の紹介だったり。
【出会って5秒で完食】
【ジン ジン ジンギスカン】
【旅とグルメと】