三内丸山遺跡に行ったお話。
三内丸山遺跡の行き方(青森駅)
三内丸山遺跡は青森駅からバスで行けます。
観光周遊バスの「ねぶたん号」が駅前から出ております。
結構、時間に偏りがあるという印象です。
8時50分の次が9時05分、その後が10時30分とかね。
そしてバスでもなんと40分かかります。
新青森駅からは歩いて30分弱なので、そっちに移動するのもいっそありかもしれません。
三内丸山遺跡へ
というわけで到着しました。
でっかい土器がお出迎えです。
ここにも手形で作ったオブジェクトが。
恐山といい、青森は手形が好きなんでしょうか。
若干、不気味な感じもするんですよね。
トンネルを抜けると、そこは。
広い
広いです。
そして比較的整っているので、お散歩やチビッ子を解き放っても大丈夫そうです。
一部の道路は、元々この集落が道路があるほどの大きさだったため、当時の道路を反映しているようです。
小屋を眺める
基本的には、昔の住居跡がメイン。
いわゆる竪穴式住居です。
地元の小学生が作ったらしく、中に入ると名札が並んでいます。
が、不謹慎ながら、ここで眠っている人達のような気もしました…
しっかりとした造りなんですが、中に入るとものすごく土臭いです。
雨上がりの翌日だったせいでしょうか。
少し進化して、高床式になった建物もありました。
こういう浮いている家ってどうなんでしょうね。
耐震性はさておき、現代でもあって良さそうなデザインな気もします。
そして巨大な住居跡。
再現されたものはこちら。
ひろーい。
こんな巨大な建物が、5000年も前にあったんですね。
私には現代の重機や工具があっても作れませんね。
けろ隊も真ん中ではしゃいでいます。
もうひとつ、ここで一番目につくのがこちら。
3階建て、10mくらいの高さはありそうです。
何なんでしょうね?物見やぐらみたいなものでしょうか。
屋根があったかは不明だそうです。
この「大型掘立柱建物」跡がこちら。
6本の柱分の大穴が空いています。
中には柱の残骸?がありました。
別の穴には、けろ隊が入っていました。
屋内博物館もあるよ
外の見どころはこんなもんで、中には細かい出土品などが展示されています。
やるのか。
やられるのか。
ムラの外には新しい世界が広がっている。
未来に向かって歩きだそう。
そして地下には、出土品の保管庫があります。
ここが意外と圧巻でした。
土器のパーツでできたウォールもありました。
そして土器づくりキットなんてものも売られていました。
ちょっと欲しかったのですが、粘土細工は苦手ですしね。
三内丸山遺跡まとめ
5000年ほど前の大きな集落の跡。
そういうのはやはり、ロマンを感じますね。
教科書に載っていて習ったこともある三内丸山遺跡ですが、行って感じることというのはやはり大事にしたい。
千葉にも加曾利貝塚という遺跡があり、社会科見学の定番コースになっていますが、大人になっていくとそこそこ楽しめました(リピートする程じゃないですが)。
ただ、三内丸山遺跡の方が小奇麗で、博物館部分もしっかりしていました。
千葉も見習ってほしいですね。