ねぶた祭は夏ですが、今年は中止。
しかし、青森にはいつでもねぶたを見られる場所があるのだった。
ここ数日の青森旅行記を見て、「こいつ青森駅周辺からほとんど離れてないな」と気づいた方もいるでしょう。
ねぶたの家ワ・ラッセ
というわけで「ねぶたの家ワ・ラッセ」です。
祭りの時期しか観られないねぶたが、ここでは常設されています。
場所はJR青森駅前。
A-factoryのすぐ隣です。
入場料は大人620円です。
ねぶたとねぷたの違い
ぶ と ぷ 。
青森(東)~下北(北)方面がねぶた、弘前(西~南)方面がねぷた だそうです。
が、諸説あって、言い方が東・北と西・南で違うだけ、という説も。
まあ違うようで同じようで、ちょっと違ったり同じだったりということで仲良くやりましょう。
ただ、ワ・ラッセは「ねぶた」ですし、掛け声も「ラッセーラー」の方です。
個人的に、平仮名としては「ぷ」の方が好きですが、口に出して言うには「ねぶた」の方が言いやすいですね。
ねぶたでかい
さて、ワ・ラッセに入っていきます。
熊撃ちのマタギ風のねぶたがお出迎え。
迫真の犬。
ちょっと馬鹿っぽい顔と思ってしまった。
ねぶたが作れる?
ねぶたの歴史みたいなのも学ぶことができます。
江戸時代末期の幕末頃に始まったそうです。
思ったより歴史が浅いなあとも思いつつ、確かにこんな巨大なものを作れる技術は近代にならないと無理だよなあと、自分の考えが浅かったことに気が付きました。
そしてこのトンネルの奥、赤い顔をしたねぶたの顔が見えるでしょうか?
このねぶた、実は自分で描くことができるのです。
タッチパネルで、好きな顔を描きます。
改めて、ベースはこの顔です。
まあ、私ならこういう顔を描きますよね。
すると、こんな感じで描いた絵を投影してくれるのです。
ちょうど私しかいないタイミングだったので、こんな絵も描いてられました。
鼻がなければ完璧だった。
本物のねぶたを見る
奥に進んでいくと、本物のねぶたがありました。
でかーい。10m四方くらいあるのでしょうか。
この光具合がいいんでしょうね。
勇ましい。
一応、女性キャラもいるんですが、やはりねぶたは男の方がいいですね。
色もカラフルですし、ライトアップがそれを更に引き立てるんでしょう。
うーん、格好いいですね。
基本は「筒」でできていると思うんですが、それでここまで表現できるんですね。
これがねぶたを作った人達です。
棟方志功もねぶた職人の中に含まれていました。
棟方志功って名前以外にあまり知らないんですけどね。版画のイメージ。
ワ・ラッセ感想まとめ
思ったよりもねぶたは巨大で美しく迫力がありました。
いつかは祭りで動いている姿も見てみたいですねえ。
ただ、東北の祭りは混むんでしょうねえ。
竿灯まつりなんかも見てみたいのですが。
この鉄格子チックなデザインは何か意味があるんでしょう。
ギリギリ通り抜けられそうですが、いい歳して詰まったらまずいので試しませんでした。
これは、ね「ぶた」という高度な…
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