今週のお題「いも」。
じゃがいもVSさつまいも
珍しく統計データを拾ってきました。最新なのかは不明ですが、平成28年の国内の産出額では、さといもだけでも407億円。さつまいもはありません。
じゃがいもは?と思うかもしれませんが、行政的には「ばれいしょ」がじゃがいもです。
なので、生産量(真ん中)と作付面積(一番下)は、じゃがいもが圧倒的です。
産地で言うと、じゃがいもは圧倒的に北海道。さつまいもは鹿児島です。
まあ薩摩いもっていうくらいですからね。
そして「家計調査」(よく餃子消費日本一などを競っている統計)の最新では、さつまいも79円に対して、じゃがいもが224円、さといもが35円でした(いずれも2020年8月の月平均額)。ちなみにちくわは141円でした。
なので、日本で一番作られる&使われている”いも”は、じゃがいもで良さそうです。
「いも」といえば(個人的に)
個人的にいもと言えばなんでしょうね。
じゃがいもVSさつまいもで言えば、焼き芋のような気もしますし、フライドポテトのような気もします。
食べられる場所が多くて、当たり外れが少ないという点ではフライドポテト(マックで十分です)が優勢。
たまにハズレもありますが、ねっとりと甘いアタリもあるし、最近はスーパー等でもよく置かれている焼き芋。フライドポテトよりは体にも良いでしょう。
この2つは甲乙つけがたいなあと思います。
ただ、それ以外にいもを買う機会がほとんどないですね。
じゃがいもは皮むきと毒が厄介ですし、さつまいもも焼き芋ならばお店で焼いたものの方が美味しいですし。
実家暮らしの頃は大学芋がよく食卓に並んでいましたが、めっきり食べる機会もなくなりました。
忘れてはならないのは、山芋・大和芋・長芋。
この辺の区別は正直付いていませんが、食べるのは好きですね。
個人的には、いも界でトップと言えなくもないです。
山芋のステーキ(ただ焼くだけ)も好きですし、ただ千切りにしてワサビ醤油で食べても美味しいです。
ただ山芋も自分で調理しようと思うと、そこそこのお値段がするのと、ぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるするので、うっかり包丁さばきを誤りそうで怖い。
てなことを書いていたら、Twitterでこんな記事があったので貼っておきます。
タロ芋・ヤム芋
地理の時間に習ったと思いますが、インパクトのある名前って程でもないのになぜか記憶に残っている芋。しかし、未だかつて食べたことはない(はず)です。
「熱帯地方で食べられている~」みたいな説明だったかな。
私の小学生当時は、そういった地域の主食のように習ったと思いますが、今でもそうなんでしょうか?
もう四半世紀経ってますし、「キャッサバ(タピオカ)の対日輸出が盛んでした」みたいに変わっているのかもしれません。
いもまとめ
外食か持ち帰り以外でいもを食べる機会がほとんどないことに気が付きましたが、まあそんなもんなのかもしれません。
いも臭い、いもっぽい(今でも言うのか?)と言えば、あまりいい意味で使われることはありません。
しかし、じゃがいもで言えばフライドポテトからスイートポテトまで、さつまいもで言えば焼き芋から芋判まで、食べることに限らず多彩なプレイヤーであることは確かです。
今日は芋を食べるかのう。
追記:スイートポテトを食べた。