前回までのあらすじ。
寒い。
朝5時の気温は3度
真夜中は1度でしたが、朝5時にもなると3度になりました。
もう春ですね(11月)。
そして朝を迎える。
普段は3時、遅くとも4時には起きている私ですが、疲れていたのと、朝には完全に冷え切って寝袋から出られなかったのとで、いつもより遅めにのそのそと外に出て行きました。
春はあけぼの(11月)
外に出ると、雲がほとんどない晴れ渡った空でした。
真夜中も雲は無さそうだったんですが、よく見えなかったんですよね。
富士山のシルエットがくっきりと見えています。
富士山の反対側にある毛無山も、徐々に明るくなってきました。
日本の夜明けが近づいています。
しかしそれでも寒いは寒いですし、あらゆるものが夜露で濡れていたので、火を起こして暖を取り始めました。
また、ここで私のヤカンが活躍するときが来ました。
コーヒーのおすそ分けをもらい、体の中からも温まります。
下の写真だと、夜露の濡れっぷりが分かるかと思います。
ニッポンの夜明けぜよ
そして日の出の直前です。
光が空を引き裂くように、ビカっと格子状に現れてきました。
じょじょに。
じょじょに。
そしていよいよ本体が姿を現しました。
そして太陽が昇り切りました。
それにしても、太陽があるだけでものすごく温かかったです。
気温はそれほど変わらないと思うのですが、濡れたものも乾きましたし、太陽光ってすごいですね。
けろ隊も感慨深そうです。
背面の毛無山も、太陽に照らされて色んな色が光ります。
そして朝はベーコンを焼いてかじりました。
うめー。ちょーうめー。
しばしくつろぎタイム。
ここで初めて、タープとわざわざ持ってきたチェアが活躍しました。
ほとんど隣のチビッ子達にチェアが独占されていたので。
タープで太陽光を防ぎながらも富士山を眺めることができました。
そんなわけで、片づけを終えて、11時過ぎにはふもとっぱらキャンプ場を出ました。
次回(または近日)、キャンプ反省会編に続く。