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【読書感想】「最強の教養 不確実性超入門」。リスクは小さくして飲み込もう。

「最強の教養 不確実性入門」

私の好きではない「最強」と「超」が入ってますが、Kindle Unlimitedで(実質)無料でしたので読んでみました。

 

 

全ては運と確率である

まあタイトルがそのままで、将来のほぼ全てのことは「不確実性」が付きまといますよ。

例えば、「19XX年、世界は核の炎に包まれた」という予想は過去のモノですので、外れたということは分かりますが、「20XX年、世界は核の炎に包まれた」という予想は、もしかしたら(残念ながら)当たるかもしれません。

 

なので、そんな不確実性に備えなさいという話です。

(核の炎に包まれることに備えるにはどうしたらいいんですかね。バギーとモヒカンですかね)

 

筆者は投資端の方らしいので、基本的な例えが株価です。

ですので本書では、株価もランダム性に基づいて上がるか下がるかの2択というような例えが多いです。

市場(株価)の話が中心でしたが、結局相場は全て不確実であるという話になってしまってるように見受けられました。

勝っているアナリストや投資家は運であると。

そして肝心な不確実性に対する備えの具体策は特段なく、予想外の不確実性に備えておきなさいという内容でした。

流石は「超」入門です。

 

精神論的には、「一喜一憂せずに長期的に物事を見ろ」といったことは書かれていますが、それは不確実性への対策議論とズレているように見受けられました。

その他「リスクを恐れていたら何もできないぜ!だけど不確実性を忘れるなよ!」ということも触れられています。

 

例え話でもあるので、突っ込んでも仕方ないのかもしれませんが、株価で話をしてしまうと、やはり「情報」がある程度モノをいう世界でもあるので、ランダム性の議論や運の問題と論じてしまうのは乱暴な感じがしました(そこは本書では否定されていますが)。

ある程度は運の要素もありますが、ある程度は情報、もしくはテクニックで儲かるケースもあるんじゃないでしょうか。

 

投資におけるリスク

リスクという言葉は「危険」と訳されることが多いのですが、こと投資における「リスク」は、儲かるか損するかの「振れ幅」を意味します。

つまり、リスクが大きい=株価の変動が大きいということです。

 

基本的に大手の株価は相当な数の機関・個人投資家が持ち合っているため、株価が安定的です。

一方でベンチャーは保有者も少ないですし、業績も不安定な要素が多いため、株価は大きく変動します。

当たれば大きく儲かりますし、一気に損したこともありました(実体験)。

つまり、ベンチャー>大手でリスクが大きいと言えます。

 

投資で不確実性に備えることは、デリバティブ取引、先物取引などがメジャーです。

個人投資家レベルで言えば、「ベア」系の投資信託などが多いでしょうかね。

よくある「日経平均インデックスファンド」みたいな投資信託(ブル)は、通常、日経平均が上がれば儲かり、下がれば損します。

「ブル」系の投資信託は、その逆の動きをします。

日経平均が下がれば投資信託の基準価額は上昇します。

ただ、ブル系とベア系をとんとんで買っても、少なくとも手数料分損するだけです。

 

ちなみに私は緊急事態宣言が出たころに、「これは株価が下がる⇒ベア系を買うのじゃ」と買い込んだのですが、想像以上に株価が下がらず(むしろ上がりまくり)ちょっと損失を負いました。

 

最後に感想

どちらかというと、同じ話の繰り返しの多い不確実性云々よりも株価変動にかかる集団心理とかバイアスの話の方が面白かったので、行動経済学か心理学の本を読もうかなと思いました。

やっぱり、「最強」「超」がつく本はどうなのかなあ。

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