師走でお忙しいと思いますので、タイトルでネタバレしておきます。
今時の漫画・アニメであるのか分かりませんが、「異常に料理が不味いキャラ」になった気分です。
燻製鍋を買ってみた
燻製に興味を持っていたので、年末年始の外出自粛のお戯れに、燻製鍋を買ってみました。
鍋そのものと、金網が2段分、そしてスモークチップ「サクラ」が50g×5袋分入っていました。
使い方としては、鍋の下に25g程度のチップを散りばめ、中火にかけるのが基本のようです。
食材選び(実験)
燻製と言えば、定番はチーズやベーコンでしょうか。
まあそれはそれでやってみたいのですが、せっかくなのでいろいろと並べてみました。
下の画像では、チーズ、ゆで卵、ちくわ、みかん、クロワッサンです。
見づらいので、パッケージ画像を先に。
2段分を一度に燻製できるので、もう1つは、梅干し、こんにゃく、スモークチキン。
そこにベーコンとひきわり納豆を加えてみました。
上段の方が煙・熱が伝わりにくいので、チーズなどは上段がいいそうです。
中火で約7分
そして、鍋をそのまま火にかけます。
チップを直接燃やすのかと思ってましたがそうではなく、あくまで鍋を火にかけます。
煙が大量に出てきて、火災報知器が鳴ったらどうしよう?
などと思っていたのですが、鍋の外へはほとんど煙が出ませんでした。
蓋を開ける瞬間くらいはモクモクするかと思いましたが、そのときも大丈夫でした。
そして開けたときの様子がこちら。
かなりのスモーク臭がしました。
納豆やチーズは見るからに黒っぽくなっていますね。
こんにゃくは見た目があまり変わっていませんでした。
実食:失敗
最初に食べたのは、みかんでした。
一口目が、やたら酸っぱくって舌がビリビリピリピリしました。
燻製にすると、みかんの酸味が強くなるのか?と思ってクロワッサンを食べてみると、こちらもピリピリして味がほとんど分かりません。
食べるもの全てで舌がマヒしていき、もはや完全に食欲を失いました。
後で調べて分かりましたが、そもそも水分が多過ぎる食材は燻製に向かず、失敗すると舌が痺れるような味になってしまうそうです。
そう考えると、恐らく一番水分が多い「みかん」を最初に食べたことで、私の舌の感覚が一気に持ってかれたのだと思います。
もうひとつの失敗理由(推測)は、火が強くて煙が発生しすぎたこと。
蓋を開けてチップの様子を見ると、ほとんどが焦げ付いていました。
これは香りづけというよりも、ほとんど黒い煙に包まれていたのでは?
あるいは時間が長過ぎたのかもしれません。
説明書には7分くらいと書かれていて、6分くらいで止めたんですけどね。
強いて言うならば、一番美味しかったのは「納豆」でした。
燻製された表面部分と、されていない中身の部分が交じり合って、そこそこ良い感じの風味だったように思います。
ただし、舌の大部分はマヒしていたのでよく分かりませんけどね。
スモークチキンなんて、味の違いが全く分かりませんでした。
反省点としては、まずちゃんと調べてからやれってことでしょうが、実験してみるのはそれはそれで面白いものです。
あと数回分はチップが残っているので、少なくとも使い切るまではちょっと挑戦してみたいと思います。
とはいえ、食べるのがしんどいものがまた生まれても仕方ないので、次は真面目にチーズとタマゴだけ、とかでやろうかな…
一番致命的なのは、そもそも燻製が好きかと言われると、そうでもないことですかね。
チーズもそのまま食べるのが好きですし。
※一応、完食はしました。