珍しく、今度書こうとしている記事のタイトルの予告ですが、「暴走しそうで怖い言葉」という記事を書いている途中です。
その中に「ハラスメント」という言葉も入っています。
↑↑見ないで適当に塗りましたが、痣が雑過ぎる。
鬼滅の刃の最終話が載るか載らないかくらいの頃、ネットニュースも何かと鬼滅の刃関連のニュースで一色となった時期がありました。
コロナで鬱屈としていた中で、2020年のほぼ唯一と言っていいくらいの大きく明るい話題でした。
発行部数の話とか、視聴率の話とか、興行収入の話は別に良かったんですが、「鬼滅の刃で学ぶ〇〇」とか無理やり鬼滅の刃に便乗したような話も出てきて、個人的には辟易としていました。
一番要らないニュースは、「芸能人が鬼滅キャラのコスプレをした」みたいなテキストデータと画像ファイルの無駄みたいな記事でした。
という暴言を吐いてしまうくらい、辟易としていました。
その中に「鬼滅の刃ハラスメント=キメハラ」という言葉も出ていました。
うろ覚えですが、「知らない人や興味のない人にまで、鬼滅の刃を無理やり押し付けてくる」みたいな話だったと思います。
この時は、従前から何でもハラスメントって付けるのは危険だなあと思ってましたし、上記のように鬼滅の刃に無理やり結びつけることに嫌気が差していたので、この言葉もどうかと思ったのですが…
私の鬼滅の刃への感想と知識について。
私の中での鬼滅の刃の評価は、「少年漫画的に十分面白いとは思うけど、ここまでのブームになる理由は分からない」というものです。
前にも書きましたが、黄色い頭した仲間が出てきてだいぶ不快感が増してしまったのと、 「長男なんだから!」みたいなセリフ回しがやや気持ち悪かった部分で大きくマイナスで、アニメ後半の方はやや流しながら見ていました。
そんなわけで、漫画は一切読んだことがありません。
なので、「柱」というのが何人いて、どんな種類の人がいて、ましてや「〇柱」以外の本名なんてほとんど分かりません。
流石にあれだけ言われたので煉獄さんという人が炎柱で、映画で死んだということくらいは知っていますが。
あとは、岩が強い、水が富岡?、女が2~3人、胡蝶しのぶってのがそのうちの1人、くらいしか分かりません。
年始にひとりの姪っ子にあったとき、すっかりと鬼滅の刃にハマり込んでいたんですね。
まだ5歳か6歳くらいだったかと思いますが、漫画も一通り見たそうです。
で、その程度の知識の私に対して、煉獄さんがどうだとか、胡蝶しのぶがどうだとか、勅使河原さん(名前が分からないので適当です)がどうだとか話し続けています。
最初のうちは「誰が好き?」などと付き合っていたのですが、もはや何言ってるか分からなかったので、適当にスルーしていましたが、それでも延々と話していました。
私がぽろっと、「でも、おじさんは黄色い人がうるさくて嫌いでね」と言うと、「黄色って誰!?〇〇?☆☆☆??◆◆??」といちいちリアクションがでかいことでかいこと。
そして突然、フル音量で「消せない夢も 止まれない今も 誰かのために強くなれるならああああ」と歌い始めます。
私はOPを毎回スキップして観ていたのに、こうして歌詞がスラスラと打ててしまうくらいに何度も繰り返し歌い続けていました。
あまりに耳元でうるさいので、世界(私)に打ちのめされて負ける意味を知らしめてやろうかと思いましたが、未就学児だから仕方ないと思い我慢しました。
というわけで、この姪っ子からの「キメハラ」が恐ろしかったです。
会話の95%くらいが鬼滅関連で、何がそこまで彼女をひきつけたのか、そしてお友達などと仲良くやっているのか不安になりました。
彼女が飽きるまでは、しばらく近づかないようにしようと思います。