Switchゲーム紹介のコーナー。
今回はレトロアニメチックなグラフィックのアクション「カップヘッド」です。
絵柄に似合わず(?)、なかなかハードなゲームでした。
- カップヘッドの概要
- 操作はオーソドックスなアクションゲーム
- マップを移動してボス戦へ
- アニメーションが楽しいけど難易度は高め
- エンディング(ネタバレ)
- カップヘッド感想まとめ
- アクション系ゲーム紹介過去記事
カップヘッドの概要
舞台はインクウェルという魔法の島。
カップヘッド(赤)とマグマン(青)は楽しく暮らしていました。
しかし、不意にギャンブルに目覚めた二人。
欲に目がくらみ、「魂を賭けよう!」と言ってしまいます。
当然負けてしまいます。
支配人であるデビルに命乞いをするカップたち。
助けてほしければ、代わりに債務者達の魂を奪ってこいと言われます。
というわけで、自分達が助かるために、他の債務者達の魂を奪う冒険に出ることになりました。
金を借りて逃げた奴らを、自分の借金をチャラにするために探して倒していくという、龍が如くみたいなストーリー展開です。
(実際は、そんなに重い話ではありません)
操作はオーソドックスなアクションゲーム
操作はシンプルです。
Yで攻撃、Bでジャンプが基本。
攻撃は指から繰り出される遠距離攻撃です。
その他、短距離のダッシュやゲージが溜まったときの必殺技などがあります。
単純明快で、操作性はまあまあ良いです。
基本の体力は3。
3回ダメージを受けるとステージの最初からやり直しです。
マップを移動してボス戦へ
フィールドを歩き回って、ステージを選んでいきます。
難易度は選べますが、「レギュラー」でないとストーリーが進まないようです。
横スクロール面もいくつかあるのですが、基本的にはいきなりボス(債務者)とのバトルです。
見事ボスを倒すと、その債務者のタマシイの契約書を手に入れることができます。
その他、フィールドには武器などを買えるお店もありますし、必殺技を覚えられる祠などもあります。
アニメーションが楽しいけど難易度は高め
さて、このゲームの最大の特徴は、昔のアメリカンアニメのようなグラフィックです。
内容もそれと同様に、とにかく自由奔放な敵キャラが出てきます。
例えば丸っこいボールのようなボスキャラ。
突如として、お墓に変身して襲い掛かってきます。
カエルの兄弟も、扇風機に変身して吹き飛ばしてきたり、スロットに変身してコインを飛ばしてきたりします。
いくつかのステージは、シューティングとなっています。
これはこれで、また個性的な敵キャラが出現します。
一般的なアクションゲームだと、ステージがあって最後にボスですが、相手はあくまで債務者のみ。
なので、いきなり敵対するということでしょうか。
ただステージが無い分、ボス戦は結構ボリュームがあります。
体力も高いですし、ボスごとに動き・形態のパターンも3種類以上は用意されています。
ロックマンで言えば、最後のDr.ワイリー戦くらいのボリュームが、全部のボスごとに毎回ある感じですね。
結構厳しいのが、体力が3ということと、敵の体力はかなり高いということ。
終わってみれば、それぞれのボスは2分くらいで倒せているのですが、体力3で凌ぎ切りながら攻撃し続けるのは集中力が必要です。
そして敵の形態も攻撃方法も独創的なので、初見では何をされるのか分からず、一発クリアできたのは最初のボスくらいのものでした。
やられるときは、20連敗くらいしましたかねえ。
しかも、10戦くらい戦い続けたところで新パターンの攻撃を見せてくることもあって、行動パターンも豊富なようです。
エンディング(ネタバレ)
まあこの手のゲームですので、ネタバレも何もありませんが、基本的にはハッピーエンドです。
全ての債務者からタマシイの契約書を回収し、デビルの腹心であるキングダイスの元へ。
しかし、おいそれと渡して終わりではなく、キングダイスと戦います。
ここでは中ボスと5連戦くらい+キングダイス戦を連続でさせられるので、かなりの難易度でした。
そしていよいよデビルです。
ここで、ドラクエでいう「世界の半分をやろう」的な質問があります。
仲間になると、バッドエンドで終わりです。
「いいえ」を選ぶと、いよいよデビル戦です。
流石に最後のボスは強敵でした。
けっこうやったかな?と思っても、半分くらいしか減らせていないなんてこともザラです。
(ボスに敗北すると、どの段階までダメージを与えたかが下のように表示されます)
いろいろな変形を見せるデビル。
こちらも集中力を発揮して、なんとか食い下がります。
小一時間くらいやり直しまくって、何とか倒しました。
そしてエンディング。
デビルを倒して、タマシイの契約書を燃やし尽くします。
そして英雄となった二人。
次回作へのフラグを立てつつ…
おしまい。
カップヘッド感想まとめ
本当にグラフィックというかアニメーションに凝った作品でした。
レトロ感を出すために、わざとノイズが入っているなど、細かいところまで楽しめました。
アクションゲームとしても、ボス戦に特化するというのは斬新でした。
難易度は(私の衰えとコントローラーのBボタンの不調はありましたが)高いながらもすぐにリトライができ、何度目かでようやく倒せるというのは達成感がありました。
あとは、効果音や音声などもけっこう気持ち良いものがありました。
最初のビーム音の、ポコポコという音が特に好きでした。
細かい話で唯一、「パリィ」と呼ばれる操作が大変苦手でした。
このゲームはピンクに光っているものは、パリィと呼ばれるジャンプ中にBボタンを押す操作で「弾いて二段ジャンプ」することができます。
ただ、このタイミングが非常に取りづらかったです。
またパリィ成功時に、「パン」と鳴ってほんの一瞬ですがゲームの進行がストップするため、その後の操作もしづらく、最後の最後まで馴染めず、これが必須のところはストレスでした。
全体のクリアにかかったのは10時間ちょっとくらいですかね。
1500円くらいで購入したので十分ですし、大半がアクションの濃い時間でした。
続編が出たらぜひやりたいですし、同じくらいの作り込みになると、これは大変だろうなあと素人目にも感じました。
アクション系ゲーム紹介過去記事
【ホロウナイト】
【デッドオアスクール】
【エリ】