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【Switchゲーム紹介59】「砂の国の宮廷鍛冶屋」感想。ゲームも副業の時代か…

Switchゲーム紹介のコーナー。

今回は「砂の国の宮廷鍛冶屋」です。

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オーソドックスなターン&コマンド型RPGに、職業&鍛冶屋要素を入れたアトリエ的なRPGゲームです。

なお、クリア済でネタバレを含みます。

 

 

 

 

あらすじ

砂の国「ムスペルヘイム」にある町「ザントブルグ」。

この国で宮廷鍛冶屋で働いていた父を、突如亡くしてしまった主人公。

父の友人であった神父、ギルド長にも励まされ…

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幼馴染のヴァレリアが手伝ってくれることもあり、父の工房と店を継いで宮廷鍛冶屋になることを目指すことに。

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宮廷鍛冶屋になるには、強くなりながら、鍛冶スキルを身に付けなければなりません。

そこで、鍛冶屋と冒険家の二足のわらじを履くことに。

冒険家としてギルドの依頼をこなしながら、素材を集めて鍛冶屋でアイテムを作っていくことになりました。

工房には父の代から住み着く妖精のピッテも協力してくれます。

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こうして、毎日冒険と鍛冶に励む日々が始まりました。

 

キャラメイクシステム

このゲームはキャラクターごとに職業を選択することで個性を出していきます。

逆に言えば、それ以外は特に特徴がないので、ドラクエ3に近いイメージかと思います。

主人公のみ、職業を何にしても姿が変わりませんし、立ち絵が用意されています。

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キャラクターに付与されるのは、職業と信仰です。

職業は他のゲーム同様、ステータス値やスキルなどに影響します。

また、このゲームの特徴としては「副業」が決められます。

メインを戦士&サブを神官にすると、攻撃スキルと回復スキルの両方が使えるといった具合です。

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また、信仰もキャラにひとつ、17の神から選びます。

これによってステータス上昇・下落や属性の耐性などが付けられます。

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ただ、職業も信仰も、後でいくらでも変更できるので、最初は特に気にしなくても問題ありませんでした。

迷うとすれば、名前くらいですかね。

今回は「ふなっちょ」で登録しました。

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主人公+4人の計5人作らねばなりません。

仲間たちはいつものメンバーである、アタイ、けろ、ご。

それに加えて、私がネカマ時代に使っていたアヤフィちゃんで5人です。

こうして男3女2のパーティが出来上がりました。

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ゲームの流れ

このゲームは、基本的に、

ギルドで依頼を受託⇒ 冒険(探索&バトル)⇒素材回収⇒鍛冶で装備やアイテム作り⇒販売 

を繰り返します。

まずはギルドで依頼を受けます(受けなくてもダンジョンには行けますが)。

ダンジョンには1日1回しか行くことはできません。

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ダンジョンは最初から最後までマップ付なので、基本的に迷うことはありません。

ラストダンジョンですら、歩くだけなら5分もかからず踏破できます。

特に仕掛けなどがあるわけではありません。

敵はシンボルエンカウントです。

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戦闘はコマンド&ターン式です。

自分のパーティのコマンドを終えたら、素早い順に行動していきます。

便利なのは、オートと高速化があることです。

普通にやっていると結構単調な割に戦闘回数が多いですが、オート&高速でやるとだいたい10秒ほどで終わるようになるので楽ができます。

(ただしAIが頭悪めなので、低レベルでやると死にます)

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そして工房では、入手したアイテムで新たなものを作成できます。

ただし鍛冶屋ですので、基本的には金属・木工・織物しかできません。

つまり、回復薬などは調合できず、基本的には工芸品のみです。

また、装備品にはルーン石と言われる合成アイテムを2個セットでき、「攻撃+10」や「MP自動回復」「麻痺耐性」など様々な効果を自由に付けることができます。

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そして不要な武器や防具は、店頭に並べるとヴァレリアが売却してくれます。

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売却が終わると一日が終わり、再びダンジョンに行けるようになります。

こうして依頼を解決していきながら、レベルアップや装備の製造を繰り返して強くなっていきます。

 

その他のゲームシステム

ギルドでは、転職することやスキルを金さえあれば覚えることができます。

 

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スキルは戦闘スキルとパッシブスキルに分かれます。

戦闘スキルは、メインかサブにそのジョブが入っていれば使うことができます。

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パッシブスキルは、現在のジョブに関係なく、覚えたものを最大6個までキャラクターに付与することができます。効果はステータスアップやドロップ率向上など、戦闘に使えるものから探索・採取に役立つものまであります。

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酒場では一日に1回、お金をはらえば食事を摂ることができます。

食事は特別な効果はありませんが、経験値を取得できます。

序盤は戦闘よりも多いくらい貰えます。

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ストーリーについて(ネタバレあり)

ストーリーはザ・王道です。

結論から言えば、宮廷鍛冶屋になったぜ!で終わります。

 

冒険と鍛冶に明け暮れているうちに、徐々にストーリーが進んでいる感じです。

ムスペルヘイムが、隣国との戦争を次第に拡大していきます。

そこには、名誉欲にかられた将軍が暗躍していました。

しかし、功を焦ってしまい戦闘に敗北。

彼自身が戦争を誘引したとバレてしまい、国外追放へ。

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元将軍・バルタザールを追ううち、父の死が彼の仕業であったことが分かります。

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襲い掛かってくる将軍を何とか倒します。

彼も愛国者であったのかもしれませんが、方法を間違えてしまいました。

そして、遺跡に眠る神と呼ばれる存在を呼び覚まそうとしています。

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神ラケ・ウルは、機械のような存在。

長い眠りについていたが、人間がいまだに戦争をしていることを嘆き、滅ぼすことに決めました。

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目の前にいたふなっちょに襲い掛かるラケ・ウル。

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当たり前ですが勝利します(それほど苦労しませんでした)。

ふなっちょの名前を褒められた。

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そして褒美に宮廷鍛冶屋になりました。めでたしめでたし。

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こんな感じで、非常に分かりやすいストーリーです。

途中で「ヒゲのおっさん」を名乗る人物とよく会いますが、一発目から「絶対身分を隠した国王じゃん…」というのが分かります。

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精霊がストーリー上、ほとんど役に立っていないということにも、きちんと触れていたのは好感触です。

本当に、何のためにこのキャラ出したんだろうレベル。

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全体としては、正直なところ、ストーリーの進行にほとんど主人公が関わっていないので、とってつけた感は否めませんでした。

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クリア後について

クリア後にも、隠しボスが数体用意されていました。

まずは隣の国の鍛冶屋パーティ。

ラスボス以上の難易度で、5体もいるため攻撃も激しく、初見ではやられてしまいました。

このゲームで初めて全滅しました。

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ここまで来て初めて分かったこととして、このゲームは状態異常がかなり強力です。

沈黙は一切のスキルが使えませんし、麻痺は平気で数ターン行動不能になります。

敵の攻撃も場合によっては500ダメージ×複数キャラなんてこともあるので、1ターン全滅もあり得ます。

逆に、装備を整えて状態異常耐性も付けておけば、時間だけかかりましたが結構余裕でした。

 

続いては、将軍をたぶらかした冥界教団の皆さん。

隣の国の鍛冶屋パーティが強すぎたせいか、それほど苦労せずクリア。

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そして最後が謎のロボット。

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最後と言うだけあって、なかなかの強敵でした。

が、こちらも時間はかかるものの一発でクリアです。

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これで終わりかと思ったら、「ボスラッシュ」が解放されました。

アクションゲームにはありがちですが、RPGではやや珍しいですね。

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だいたい5~6連戦くらいだったでしょうか。

最後は、表のラスボスのラケ・ウルと、裏のラスボスのロボットが同時に出てきました。

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こちらはかなり慎重に回復優先でプレイしたせいもありますが、30分近く戦い続けることになり、難易度云々よりも私の体力が疲れてしまいました。

 

これが最後を勝ち抜いたパーティ。

レベル99になってますが、レベル上げは簡単でした。

プレイ時間は24時間ほどでした。

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感想まとめ

途中までは、冒険⇒鍛冶の繰り返しばかりでかなり単調&冗長に感じました。

後半のボス辺りから、多少は戦略性が問われるようになってきて、盛りかえした印象です。

ただ、ラスボスも裏ボスもとにかく長かったなあ。

 

全体的に難易度はかなり低めなゲームだと思います。

中盤以降は金もいくらでも手に入るような状況なので、仲間も強化し放題でしたし、「経験値アップ」のスキルや装備を用意すればレベル上げも簡単です。

ただ、とにかく覚えるスキルが多過ぎて1キャラに30個くらいあり、選ぶだけでも面倒になってきました。

もう少し、ジョブまたはキャラごとの個性があって絞っていけば、面白かったように思います。

結局は忍者と賢者+αがいればどうとでもなってしまうので、他の職業がもったいないなあと。

無理やり、舞楽士(ダンサー的なバフ要員)を入れてましたが、それほど必要なかったですし。

 

あとはアイテム管理がかなり面倒でしたね。

装備の種類が豊富な割にそれほど大きな差がないものが多かった印象です。

 

と、細かい愚痴はありますが、ただ総じて言えば、それなりに楽しめたように思います。

やっぱりコマンド&ターン制のRPGくらいシンプルなゲームも好きですね。

 

Switchゲーム紹介の過去記事紹介

 

【アクションだけど、同じように探索&経営】

www.gk-gk21.com

 

 

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