Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「迷宮伝説」です。
マルチプレイ対応のアクションRPGですね。
ひとり暮らしには関係ない機能ですけど。
迷宮伝説の概要
あらすじは一応あるんですが、ストーリー重視の作品ではありません。
伝説の王国カナタに呪われた迷宮があって、そこには財宝があるとの言い伝え。
こういうのって、だいたい誰もが辿りつけない&帰ってこないというのがセオリーですが、多くの人達はカナタにはたどり着いていました。
ただ、女王の呪いによって街から出ることができず、行けるのはダンジョンのみという話です。
そしてキャラクターメイク。
といっても名前と職業(3種類)くらいしか選べませんけどね。
ナイトクローラー=「禁断の力を駆使して戦う闇の一族の末裔」という重たい設定の人を選んでみました。
一応、最初にチュートリアルがありますが、基本操作は単純です。
武器(または魔法)を二種類装備することができ、ABXYでその武器を使って攻撃です。
武器は、剣、槍、弓矢(遠距離)、ブーメラン(遠距離)、鞭(周辺攻撃)、斧、短剣から選びます。
また、魔法は炎・氷・雷の三種で、これもそれぞれ装備アイテムが必要です。
その他、防具として兜・鎧・靴・指輪3種が装備できます。
また、特殊コマンドが職業ごとに存在し、ナイトクローラーの場合は「覚醒」が使えます。
その他、Lボタンで回避ダッシュ、Rボタンで持っている回復アイテムが使えます。
ダンジョンを選んで、奥へと進み、ボスを倒す
基本は、ダンジョンを選んで、その5階にいるボスを倒すというものです。
街の外には移動マップはなく、ダンジョンがあるのでそれを選べば移動します。
一応、ランダム生成のダンジョンですが、それほど大きな差はありません。
各フロアにはだいたい20~30匹のモンスターがいます。
その中に、カギを持ったモンスターがいて、そいつを倒すとトビラが開き、次のフロアに行けるようになります。
敵のHPは画面上部に表示されます。
最初の内は単純に剣をぶんぶん振っているだけで余裕です。
また敵を倒したり宝箱を開けたりすると、アイテムが手に入ります。
装備品は店売りもありますが、基本的にはドロップアイテムで強化していきます。
なお、不思議なダンジョン形式ではありますが、レベルは引き継がれるのと、アイテムも持ち越されます。
なので、ゲームオーバーになっても大した被害はありません。
武器の使い分けが大事
武器(+魔法)の使い分けがかなり勝敗を分けることになります。
例えば、鞭は攻撃速度が遅い分、周囲全体攻撃が可能ですが、囲まれた時にはこういった武器が役に立ちます。
遠距離攻撃をしてくる敵には、魔法を装備すれば、こちらも近づかずに攻撃することが可能です。
MPは消費されますが、比較的簡単に回復することができます。
このように、状況によって武器や防具を使い分けることが大事です。
武器によっては、攻撃時HP回復や、連打速度上昇などの特別な効果が付いているので、威力や射程以外にも考慮する要素があります。
ボス戦
そして、各ダンジョンでは、5階まで到達するとボス戦となります。
ボスは雑魚敵とは当然異なり、体力も攻撃力もかなり高めです。
また、ステージ画面は固定です。
ボスは、いくつかの攻撃パターンを持っています。
それさえ把握すれば、だいたい何とかなるのですが、知っていても避けられないことは多いので、そこそこ苦戦する場面もあります。
特にラスボス(エンディング後除く)は、攻撃力がかなり高く、回復もきちんとしないと2~3発でやられてしまいます。
もはや弾幕ゲームになっていますが、パターンさえちゃんとわかっていれば、ほぼ完封も可能です。
感想まとめ
シンプルなゲームでそこそこ面白かったのですが、不満点もいくつか。
まずは、雑魚敵との闘い(ダンジョンの1~4階)がけっこう単調です。
武器チェンジなどはあるものの、基本的にはヒット&アウェイ以外やることがありません。
敵はほとんどがこちらにまっすぐ向かってくる&触るだけでダメージなので、攻撃⇒ちょっと離れて避ける⇒攻撃⇒避ける…のパターンの繰り返し。
10個くらい?のほぼ全部のダンジョンでそのパターンしかやりようがないので、せっかくのランダムダンジョンなので地形を使ったり、トラップを仕掛けたりできたら良かったかなあと思いました(ゼロではないのですが)。
もう1つ、細かい点で言えば、敵へのダメージ表示が大きすぎて、敵の動きが見えなくなることです。
相手へのダメージは数字で表示されるのですが、それが親切なことにかなり大きく、敵同士が集まっていると、もはや敵が見えなくなり、敵の攻撃モーションも見逃します。
ついでに言うと、こちらの被ダメージ後の無敵時間もかなり短いので、一瞬を見逃したせいで3秒後には死んでる、なんてこともあります。
ただボス戦は、面白かったですね。
序盤のボスは初見で、中盤は数回やられて、最後は10回くらいはやられてレベル上げもして…という具合で、難易度もほどほどでした。
ただ雑魚敵パートがワンパターン過ぎたので、ラスボス・エンディング後の追加ダンジョンまではやる気が起きませんでした。
あ、ちなみにエンディングはあってないような、というくらいあっさりめでした。
とはいえ、比較的安いゲームですし、10時間くらいは潰せたのでコスパは良かったかなあと思います。
アクションRPG&武器が豊富で言えば、「ダングリード」の方が好きだったかな。
こちらの方が運要素とアクションスキルは必要ですが。
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