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【Switchゲーム紹介64】「ORANGE BLOOD」感想。うーん…いろいろと。

Switchゲーム紹介のコーナー。

今回は「ORANGE BLOOD」です。

 

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ジャンルとしては、コマンド式のRPGです。

ちょっといろいろと批判染みているので、読む方はそのつもりでお読みください。

 

 

オレンジブラッドの概要

舞台は近未来の沖縄にある架空の人工島「NKZ(ニューコザ)」の街。

主人公は「バニラ」と呼ばれるエージェント(傭兵的な存在?)。

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アイスマンと名乗るCIAの依頼で、ニューコザに潜入することとなり、空飛ぶクルマで向かっていった。

古い知り合いの妹で、DJをしているマチコと共に、ニューコザの街で様々な抗争に巻き込まれていく。

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バトルシステムなど

冒頭に書いた通り、このゲームはコマンド式RPGです。

イベントを除いてシンボルエンカウント式です。

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味方のコマンドを選んで、素早い順に行動を取っていきます。

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特徴として、キャラクターが全て銃を使います。

銃の種類によって、単発・連射・全体攻撃などがあります。

また、弾数も制限があり(AP)、戦闘開始時には満タン、リロードすることで回復します。

 

敵に攻撃をあてる、ダメージを受けるなどで「SP」が溜まり、これでスキルを使うことができます。

 

 

キャラ・設定などが分からないまま進む

まずストーリーについて。

特に説明がないまま、専門用語が羅列された世界に飛び込まされます。

キャラクターもハードボイルド感を出していますが、髪がピンクの少女にしか見えません。

しかし、設定上は優秀な傭兵のようですが、キャラクター設定なども説明がないので、その辺もイマイチ分かりません。

かろうじて、マチコはDJであることや、ヤザワが暗殺者であることはありますが、それほど深堀りされることなく仲間になっていきます。

 

UI、システム面もいまいちかなあ

まず起動して思ったことが、「見づらい!!」ということです。

マップがかなり狭いとはいえ、ドット絵はそれなりに作り込まれているとは思うんですが、変に立体感があり、色彩も独特の為、構造がよく分かりません。

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そして映画っぽさを出しているのか、画面の上下に「ぼかし」が入っています。

このせいで、まともに見えるのが画面の真ん中くらいで、上下の半分ずつはボケてしまいます。

これがシンボルエンカウントとの相性が非常に悪く、敵の接近が見えないまま敵とぶつかってしまいますし、単純に見づらいです。

 

マップだけでなく、フォントも読みづらいですね。

太字の独特なフォントのせい。

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特に、特殊な読み方には振り仮名が振られていますが、それはほぼ見えません。

また、専門用語というか固有名詞が多いせいもあって、内容が理解しにくいということとの相乗効果があると思われます。

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極めつけは、装備品の名称です。

なぜか全部英語、しかも5~6個の単語が付いています。

もはや文字が潰れてよく見えませんし、武器や防具の種類を見分けるのもかなり困難。

これもだいぶげんなりする要素でした。

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あと、普通にプレイしていても、かなりの頻度で「カクつく」んですよね。

カクカクするのはそれほど長い時間ではなく、あくまで一瞬なんですが、頻度の問題でけっこうなストレスになります。

移動中、ステータスを開くとき、コマンド選択時…

 

戦闘のバランスもイマイチでした。

雑魚敵は、yazawaというキャラのSPを使ったスキルでほぼ確実に一撃で倒せます。

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逆に、ボスはかなりの強さであることがほとんどです。

こちらのHPが1000程度であっても、500~600の攻撃をどんどん繰り出してきますし、3~4回連続行動するボスもいて、1ターンで全滅することもあります。

こちらもSPで強力なスキルは放てるものの、ボス戦ではSPゼロから始まって、スキルを使える状態まで溜めるのは困難です。

また、このゲームは戦闘時にアイテムが一切使えないため、SPも溜まってない戦闘開始の数ターンは通常攻撃しかできず、あまり戦略性もありません。

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唯一、装備品でどうにか対応するという戦法がありますが、装備品の入手は完全ランダムで、かつ強力な装備はそれほど出てきません(宝箱はマップ切り替え毎に復活するので、いくらでも手に入りますが)。

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そんなわけで、中盤くらいだと思うのですが、4回攻撃で全体に300~400ダメor単体4000ダメを受けるというボスが出てきて、完全に積んで飽きてしまいました。

難易度が高いくらいなら何度も挑んでいきたいところですが、調整が悪いという印象です。

ストーリーとかもどうでも良くなってましたし。

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感想まとめ

結論としては、グラフィック、システム等々、いろいろと残念なポイントが多いゲームでした。

というと身も蓋もないので、好きな人は好きかもしれませんね、きっと。

 

 

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