もはや関東では有名スポットになったんですかね、大谷資料館に行ってきました。
なお、7~10年前くらいにも行っているため、今回は2度目の訪問です。
なので、写真多めの文章少な目です。
大谷資料館の場所
大谷資料館は、宇都宮市にあります。
公共交通機関の場合、JR宇都宮駅の西口から路線バスが出ています。
6番バス停の立岩行きで、乗車時間は30分ほど460円です。
珍しく全ての情報を記憶しておりました。
資料館入り口というバス停で降ります。
なお、帰りもバスで戻る場合には、あまり本数がないので気をつけましょう。
(2021年3月現在のものです)
駐車場が広い
資料館前というバス停ながら、資料館までは歩いて5分ほどかかります。
やたらと駐車場~入り口までが広いんですよね。
ただ、途中も採石場の跡らしきものが見えます(現役?)。
そういった景色を楽しみながらてくてく歩きます。
資料館へ入る
そして資料館前に着きました。
この先にはトイレがないですし、ぐるっと見て回ると20~30分はかかります。
念のために行っておきましょう。トイレも大谷石でできているようです。
資料館の写真がどっかいきましたが、外観は結構地味で、いわゆる公共の資料館という感じです。
隣にいつの間にかできたROCKSIDE MARKETの方が目立つかもしれない。
受付で800円支払い、坑内入口へと進みます。なお、出口もここです。
大谷石は古墳時代から利用されていたそうです。
ただ本格化したのは大正時代から、それにしても歴史は長いんですね。
それでは入っていきましょう。
巨大な地下空間
前にも行っていますし、何度もメディアにも出ているので少し感動は薄れていますが、やはりこのような空間は貴重だと思います。
石を切り出しているため直線的な部分が多く、階段によるアップダウンが少々あり、かつ天井が高くて薄暗い。
気温も外界に比べると低く、この日は外が12~13度くらいでしたが、中は4度でした。
広大な地下空間は、野球場1つ分くらいだそうです…と言われると少し小さく感じてしまいましたが。
あとは、適当に写真を何枚か貼っておきます。
ところどころ遺構としての紹介や、ライトアップがされている場所も。
途中にある赤いのは假屋崎省吾氏の作品だそうです。
(↓は天井を撮った画像です。天窓のように外が見えます)
地上に戻る
それほど広いわけではありませんし、くつろぐ場所もありませんので、20~30分で一周することができます。
最後の階段で、現実の世界に引き戻されます。
坑内以外には、実際の掘削器具などの展示が所せましと並んでいます。
周辺のみどころなど
なお、資料館の徒歩圏内・周辺にも見どころはいくつかあります。
この辺りは、川の水で削られたんでしょうかね?
あとは、奇岩や観音像なども徒歩5分ほどのところにあります。
下の写真の右の崖上、天狗が投げたといわれる絶妙なバランスの岩があります(今は固定してあります)。
乗っているのか、ヒビが乗っているように見せているのか。
こちらが観音像です。
でかい…のですが、千葉にある日本寺(鋸山の上)の仏像が同じような石像タイプで更に大きいため、それほどのインパクトは受けませんでした。
ただ、表情がはっきりしていて柔和ですね。
こちらは廃墟。
今は完全に廃墟のようですが、元々からして、崖と一体化しているんでしょうか?
暗いところで見たらきっと、けっこうなホラー感がありますね。
昔は分かりませんが、それほど栄えたエリアではないため、普通の廃屋もいくつか点在しておりました。
あとは大谷寺というお寺も隣接しています。
前回きたときも入口まできて、参拝料500円か…とケチって引き返した記憶が蘇りました。
そんなわけで、大谷石資料館と周辺をプラプラした話でした。
宇都宮駅からそれほど遠くもないですし、軽い観光にはちょうどいい感じかもしれませんね。