熱海に行った道中を書いていこうと思います。
熱海駅前
熱海駅前に降り立ったのは記憶のある限りではありません。
熱海自体は行ったことがありますが、車ばかりでしたし、じっくり歩き回ったのは今回が初めてでした。
そんなに観光地感はなく、普通の地方都市といった雰囲気でした。
ただ、ほぼ直結でアーケード付きの商店街がありまして。
ここで観光気分を味わえます。
伊藤園ホテルなどの宿泊施設も商店街内にあり、春休みと思しき若者がけっこういました。
商店街も少し回ったのですがピンとこなかったため、商店街とは反対側の「熱海第一ビル」でランチを探しました。
名店街「アタミックス」があります(若干寂れてしまってはいましたが)。
地下の「まぐろや」
かなり年季の入ったビルで、失礼ながらテナントがちゃんと入ってるのかと少し不安になりながらも、地下に降り立つと、数名の行列ができていました。
それが「まぐろや」さんでした。
調べると、水産会社の直営店で、この辺りではけっこう評判が良さそうでした。
11時開店、訪問は11時10分くらいでしたが、既に数名が並んでいました。
その後、私の後ろにも何人も並んだので、人気店ということもありますが、コロナ禍で客席の感覚が少し広がっているので、混んでいるみたいです。
主なメニューがこちら。
定食もそれほど観光地価格でもなく、また煮魚も食べられるようです。
まぐろや定食+マンボウ+熱海鱒
店名が入っているのはイチオシに決まってますので、まぐろや定食をひとつ注文。
また朝からほとんど何も食べずにいたので、マンボウとマスを追加しました。
これがマンボウの刺身。300円とお安く、肝っぽいのも乗っていました。
このマンボウが、あの巨大なマンボウそのまんまなのかは分かりませんが、コリコリしていて大変美味しかったです。
こちらはマスの刺身。
マス=川魚=あまり熱海関係なさそう?と思ったのですが、調べると、そもそもマスとサケに明確な区分がないみたいですね。
熱海は熱海鱒(種類はサクラマス)という名前で、マスもブランディングしているようでした。
そしてメインディッシュがこちら。
まぐろ、マス(炙り?)、そしてキンメダイの煮つけ、魚のフレーク、あら汁です。
そこそこボリュームもあります。
キンメダイは、千葉県民的には銚子産の方が好きかなと印象は受けましたが、それでも美味しかったです。
駅前の古ぼけたビルではありましたが、地元の方も観光客も訪れており、味・値段・雰囲気ともいいお店だったなあと感じました。
「マンボウ」として出されたマンボウは初めて食べ、かつ美味しかったので、これもまたどこかで食べたいですね。
回転寿司のマグロはアカマンボウなんて話も聞いたことはありますが、どうなんでしたっけ?