熱海日記(たぶん)最終稿。
来宮神社というのが有名という噂を聞いたので、行ってみることにしました。
巨大な楠(クスノキ)があり、パワースポットとして、若者にも人気があるそうです。
ちなみに「日本三大大楠」というのもあるそうです。
ここ来宮神社のクスノキと、日本最大の蒲生のクスノキ(鹿児島)、そして武雄のクスノキ(佐賀)だそうな。
何でも「三大〇〇」はありますね。
来宮神社の場所
来宮神社は、熱海駅のお隣の来宮駅から徒歩5分ほどの距離です。
しかし、私は熱海駅から向かったので、歩いて20分ほどかかりました。
例によって、結構登り坂が多いので、歩きで行くのはあまりオススメはしません。
こんな感じのダブルトンネルを抜けた先にあります。
最近改装されたらしい?
入り口には警備員が配置されているなど、コロナ禍にありながらそこそこ混みあっているようでした。
入り口は竹が林立しており、なかなか風情があります。
鳥居の手前には、こんな台が。
ここにスマホなりカメラなりをセットして、自撮りができるようになっているようです。
境内の中にもいくつか点在しておりました。
案内図も、ガラス張りでできていてイマドキになっています。
2016~2018年にかけて、だいぶ改装されたそうです。
その頃から、観光地・熱海が徐々に復活し始めた結果、こういうふうになったそうな。
第二大楠から
先ほどの大鳥居=参道から入って行くと、手前にある第二大楠から見ることになります。
その更に手前には、稲荷神社の石がありました。
キツネが化けているのかもしれません。
連なる鳥居。
改めまして、こちらが第二大楠です。
生まれはだいたい1300年前だそうです。
地面に接している部分がだいぶえぐれていましたが、そこにちょっとしたお社がありました。
300年前の落雷でだいぶやられてしまったそうですね。
本殿
さて、こちらが本殿です。
ここも改装されているせいか、かなり綺麗ですね。
落ち葉を使ったハートマークもあり、ここにも自撮りスタンドが設置されていました。
若者はけっこう写真を撮っていましたね。
何かで固定しているのだろうか?
謎の石。
なんか見慣れないものがあると思ったら、この中を通ると除菌されるようです。
対ウイルスということですが、だいぶ神社の中ほどにあるので、効果のほどは分かりかねます。
売店・カフェなども今風に
神社の売店というとお守りなどを巫女さんが売っているシーンをよく見かけます。
ここ来宮神社の売店は、こちらも新築でできたばかりという感じでした。
また、カフェが本殿の真ん前に併設されています。
さすがに生臭(肉など)はないようで、甘酒やコーヒーなどが売られていました。
ここだけ切り取ると、とても神社の境内にあるとは思えませんね。
大クスを見に行く
さて、メインの大クスですが、本殿の左手にある小路を通って向かいます。
舗装も変わっていますし、こういう細い道はなんとなく楽しいですね。
そしてこちらが大クスの遠景。
高いので一枚に収めるのは困難です。
日本最高齢のクスノキとして、天然記念物となっています。
その樹齢はおおよそ2000年ということです。
2000年前というと、西暦20年。
ローマ帝国はありましたが、日本は割とウホウホしてたくらいの時代じゃないでしょうか。
クスノキの周りは一周できるようになっており、一周すると寿命が1年延びるという言い伝えもあるそうです。
なお、1周は24メートルだそうです。
木の表面をみると、人によっては苦手な見た目をしているかもしれませんね。
若干、エクスデス感があります。
(画像はひろいもの)
その他
大クスの方にしっかりと向いた、変わった背もたれのベンチなどが置かれています。
また、大クスの隣、ちょっと登ったところには「五色の社」という休憩スペースがあり、ここにもカフェ的な場所がありました。
そんなわけで、少し大クスを眺めてまた帰りました。
写真を適当に並べておきます。
今時の神社感
カフェしかり、ハートの落ち葉しかり、撮影台しかり、ずいぶん今風な神社だなあと感じました。
まあこれくらいが限界だと思います。
これ以上、時代に迎合していこうとすると、ロボット神主とかキャッシュレス賽銭(今はいくつかあるみたいですが)とか、ARで神様降臨とか、そういうのは流石に違うかなあと感じます。
別に信仰心もそれほどないのですが、これも古い考えなんですかね。
熱海シリーズ(前回込み)