いや、分からなくてもいいんですけどね。
先日、少し変わった仕事がありまして。
少しぼかしますが、女子高生１０人ほど（１６～１８歳くらい）と共に、新しい”街”の在り方について考えてこいと。
どうやら、高校の新しい授業（総合的学習みたいな）の取り組みのひとつで、当社から１人がファシリテーター（司会・議事進行・フォロー）のような形で派遣されることとなったのですが、私が白羽の矢で貫かれました。
副社長に対して「何故わたしが？」と聞くと、「若手の中では、一番そつなくできるでしょ」ということでした。
35歳が若手かは分かりませんが、当社の中では下から数えた方が早いのは確かです。
そんな仕事が入ると、周りのおっさん達は私に対し「女子高生と仕事？いいねえ」「行きたがっていないお前が行くのは、せっかくなのにもったいない」という反応です。
「行きたいならあなたが立候補すれば」と言いかけましたが、そういう考えのおっさんがいくのはちょっと問題かなあとも思いました。
私と同世代かそれより若手を考えると、そういう浮ついた同世代のおっさんか、社交性が私以下の人材しかいないため、客観的に考えると私しかいないというのもうなづけました。
女性差別とかセクハラかどうかは、本人達にそのように接しなければ別にいいとは思いますが、事実としてこういう女子高生に何らかの幻想を抱いている人って実際多いです。
私は正直、女子高生って苦手なんですよね。
被害妄想の塊なので、こちらが35歳にもなると「女子高生なんて、どうせこっちのことを気持ち悪いと思ってんだろ」と思っています。
あと、若い＝魅力があるというのが、あまり理解できません。
こういうのはおっさんになれば理解できるのかと思っていましたが、自分が年を取っていっても、若さが（特に性的な）魅力とは思えませんでした。
そういうのが好きだったら、今回の仕事も楽しめたのかもしれませんが…（それが不純だとしても）。
ちなみに、女性社員からは「女子高生相手？問題起こすなよ？」的なことを言われたのですが、これはセクハラじゃないんですかね？
考えてみると、自分が男子高校生のころから、女子高生に興味もなかったですし、あまり好きではなかったですね。
体感で９割くらいは私と話が合いませんでしたし、こちらが３５歳にもなると、もう共感できる話題はほぼないでしょう。
話を若さに戻しますが、私も若さに対する羨ましさは少しあるものの、それは他人の若さがどうこうというよりは、ただ体力だったり純粋さだったり、時間があったりすることに憧れるだけで、人、特に女性としての魅力のひとつにはなり得ないんじゃないかなあと思います。
なので、逆に年齢をサバ読みは問題外として、年齢を聞くこと自体が失礼とか言っている人は心の中でかなり馬鹿にしています。
それは自分自身にも言えることですので、35歳にもなっているので、35歳なりの人格や能力を身につけていきたいものです。
なお、当該業務はそつなくこなしました。
ギャル的な感じではなく、そういう授業をやるような学校なので真面目な女子高生ばかりで、大人しく楽しく終わりました。
結果として何の意味があった仕事かはよく分かりませんが、地域貢献と考えればいいのかな。
