Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「DISJUNCTION(ディスジャンクション)」です。
単語の意味は「分離・分裂」などのようです。
もしくは「選言肢(せんげんし)」という意味もあるそうで、ゲームの進行を考えるとこちらの意味かもしれません。
選言肢の意味合いは、よく分からないのですが。
DISJUNCTIONのあらすじ
舞台は近未来のアメリカ。
警察と住民が抗争し、そこにマフィアも関わるという混沌とした情勢が続いていました。
中でも、セントラルシティのリーダーであるラマー・ハバードが逮捕されてしまい、抗争の激化は避けられそうにありませんでした。
そんな中で、マフィアに目を焼かれサイバー化した探偵のフランク、娘を殺されたジョー、そしてハッカーのスパイダーの3人が主人公。
中国マフィアやロシアマフィア、そしてニューヨーク市長と警察達の不正を暴き、それぞれの目的を果たそうというのが、(たぶん)ゲームの目的です。
ステルスアクションゲーム
このゲームは俯瞰視点によるステルスアクションです。
敵の視界は簡単に確認でき、かつ無音で歩くことも可能なので、どんなに近づいても視界に入らなければ見つかることはありません。
敵は人間だけではなく、防犯(殺害)マシーンなども巡回しています。
が、機械も視界が限られているので、近づくことは可能です。
敵が多いときは物陰に隠れたり、スキルを使用して目くらましなどの手段も取れます。
敵は、銃による殺害か、棒による気絶(機械の場合は破壊)が可能です。
一応、ストーリー上は「殺すな」と言われるので、基本は棒で殴っていきます。
敵はステージ中では起き上がることがないので、倒せるのならば結果は同じです。
また、敵に見つかっても、殴り合いで勝てば問題ありません。
が、敵が離れたところで散弾銃などを持っていると100%負けます。
なるべく敵に見つからずに移動し、目的である情報や人を見つけていきます。
途中でアイテムを捕ると、スキルを選んで成長する要素もあります(それほど選択肢はないですが)。
行動・選択肢でストーリーが変わる(らしい)
自分の行動と会話の選択肢でストーリーが変わっていくようです。
行動は殺害するかしないかのどちらかくらいしか変動要素はなさそうです。
また、そもそも基本的な会話のほとんどが選択肢となっています。
下の3択でどんな違いがあるか、イマイチ分かりませんが…
そして、最初のステージで敵を殺害してしまったところ、注意を受けました。
これは恐らく、殺害しないとちょっと話が違ったのかもしれません。
それ以外にも、目的の人物(ボスなど)を始末する・しないなどの選択肢が現れます。
日本語翻訳が…
セリフが長くて多いゲームですが、日本語化に少し問題があります。
ハードボイルドな世界観&キャラ達ですが、口調が急にライトになるのは序の口。
資料がはみ出ちゃってます。
印刷プレビューで確認しましょう。
いきなり「+」とだけ発言したり…
急に選択肢のひとつが英語になったり…
急に中国語で話したり…
ラオは中国人だから都合が悪くなると中国語で逃げるのか?と思ったら、急にロシア語を話しだしたり…
選択肢が「さあ」とあるから、それを選べということなのか?
感想まとめ・ステージがちょっと単調かなぁ
ストーリーもそれほど悪くないですし、世界観・設定も割ときちんとしています(たぶん)。
また、選択肢で随時セリフやストーリーが変わっていくというのは、この手のゲームには珍しいですし、良いアイディアだと思います。
一方で、私が元々ステルスアクションがそれほど好きではないこともありますが、ステージが単調です。
それほど敵やステージに種類があるわけではなく、主人公3人も大きく個性が強いと感じなかったため、やることがほとんど同じになります。
まだ3時間くらいしかやっていませんが、ボスがいるわけでもありませんし。
ステルスアクションの何が辛いって、やられた際のやり直しが一番苦手です。
せっかく慎重に進んで敵をチマチマ倒していったのに、ワンミスでまた最初から。
このゲームは中間のリスポーン地点はあるのですが、体力などがそこを通過したときのままなので、瀕死でチェックポイントを通過すると、瀕死のまま復活します。
私がエンディングまでやるかどうかは分かりませんが、ステルスアクションが好きならいいんじゃないでしょうか?
過去記事など
俯瞰視点系を集めてみました。