最近のイオンにある「レジゴー」という、新しい買い物方法を試してみよう。
レジゴーを使ってみる
使い方は簡単です。
まず、買い物カートに、店頭に置いてあるスマホを装着します。
あとは、スキャンボタンを押すと「スキャン中 商品のバーコードを枠内にいれてください」という表示が出るので、自分でピッとやります。
そうすると、商品名と値段、そして「商品を追加しました」という表示が出ます。
あとはカートに商品を追加するたびに、同じ作業を繰り返すだけです。
それでぼんぼん突っ込んでいって、レジゴーに対応したレジに行きます。
最後に、レジゴーのレジにあるQRコードを、レンタルスマホでスキャンすると、お会計ができます。
支払いが終わると、またスマホにQRコードが表示されるので、それを店の出口付近にあるセンサーにかざすと、「こいつは万引きじゃない」とみなされて脱出することができます。
良かったところ
レジで時間がかからないのは、ひとつのメリットです。
あとは、合計金額が常に表示されているというのはいいですね。
だいたいは計算しながらカートに入れていきますが、途中から忘れてしまうこともあるので助かります。
最初は、どのタイミングでスキャンするのかよく分からず、カートに突っ込むだけでしたが、カートに入れる際に1個ずつやった方が効率的でした。
悪かった・イマイチなところ
スキャンしようとするたびに、いちいちスキャンをタップしないといけないのが、ちょっとだけ面倒でした。
カートを使わないといけないというのが少し不便。
普段、そこまで使わないですし、逆にカートの人の歩きスマホ率が異常に高まるので、店内が少々危険になっていたように感じました。
あとは、最初に借りたスマホがバグったんですよね。
バナナをスキャンしようとしたら、画面がフリーズし、1~2分してエラーメッセージが一瞬出た後、真っ白になってしまいました。
店員さんに「俺のバナナでエラーを起こした」といってスマホを代えてもらいました。
これが、一個目の商品だったからいいですが、何個もスキャン&カートに入れた後だったら、また全部やり直しになるんですかね。
まあエラーなんてめったに起きないんだろうとは思いますが、初めてでエラーが出てしまったので、だいぶ信頼度が下がりました。
完全フリーのAmazonGOよりいいか?
AmazonGOは使ったことがありませんが、調べると「無人コンビニ&レジレス店舗」とあります。
レジがないですが、スマホをかざして入り口から入り、手にした商品をそのまま持って外に出て、数分後に決済されるそうです。
ちなみに無人と言いつつ、商品補充などは人力のようです。
たぶんこれが今の最先端(といっても記事を見たのは2~3年前ですが)のお買い物だと思います。
まあ近所にあったら使っちゃうと思うんですが…
ここまでいくと、買い物の概念があまりに変わりすぎて、落ち着かない気分になりそうです。
「お金を払っている」という感覚が薄まるのは、消費者にはデメリットだと思うんですよね。
お店に行ってカゴやカートに商品を入れるのと、Amazonでポチっとカートに商品を入れるのって、遥かに重みが違うと思います。
便利は便利で受け入れつつも、流されないように自分を守らないといけないなあと感じた次第です。