エンタメニュースのないニュースサイトはないのかな。
テレビを持たなくなっておおよそ8年ほど(一人暮らし期間とほぼ一緒ですね)。
ただそれ以前もほとんど見ていなかったので、今のゴールデン番組で何をやっているかひとつもわかりません。
ですが、たまに芸能ニュースは聞こえてくるのです。
ひとつは田村正和さんの逝去、もうひとつがガッキーと星野源の結婚です。
まずは訃報の方。
田村正和さんが亡くなったニュースを見ていると、「私生活は謎」「俳優に徹した」などの評判が聞こえてきます。
たぶんそういう人が(人も?)必要なんだろうなあと思います。
私がテレビを見なくなったのは、編集(テロップやワイプなど)のせいもありますが、テレビの向こう側の「身内感」ばかりが嫌になったせいもある気がします。
それとともに、余計な発信や情報が増えたこともある気がします。
これは主にバラエティにおける芸人と呼ばれる人達に対する印象でしたが、ドラマでもそれは同じで。
俳優が変に個性を出して他番組・メディアに露出すると、ドラマで役を演じていても「ああ、あの人ね」みたいな感じで、それは殆どの場合に悪い印象しかありません。
更に言えば、SNS等も発達したおかげで、俳優との距離も近く、また人によっては炎上や政治・宗教(右左などを問わず)などで特定の色が付いている人もいるように思います。
一方で、海外ドラマだと、私はほとんど俳優を知りません。
顔と名前が一致するのは先日も放送されたタイタニックのディカプリオくらいです。
トム・ハンクスとハリソン・フォードも名前しか知らないので区別が付きません。
まして、その俳優の個性を全く知らないので、どんな演技をしていようが、その点で気になりません。
しかも、英語文化が分からずほぼ字幕なので、演技力もそれほど気になりません。
そこで話を戻しますが、俳優として私生活を見せないということは、どんな人なのか知ることがなく、つまりは演技に集中して見られるということ。
そういう「THE 俳優 」みたいな人だったということは、亡くなってから知ったわけですが、そういう人は貴重だったんだろうなあと思います。
続いてガッキーについて。
芸能人が誰と結婚しようが極めてどうでもいいんですが、ひとつだけ困ったことが。
最近は減った気がしますが、「好きな女性芸能人」みたいな話題が出ることがあります。
正直、この話題にも何の興味もないのですが、そういう場で「テレビを観ない」とか「女性芸能人が分からない」と言ったことを言うのは、それはそれで説明が面倒くさいんですよね。
そこで「ガッキーとかですかね」というと、相手は「ふーん」という感じになります。
この「ふーん」な感じがとても大事で、極めて無難な人選がガッキーでした。
今、ガッキーなんて答えたら「結婚しちゃったじゃん」みたいな話がふられ、この不毛な会話を続けなければなりません。
ちなみに私は「新垣結衣」というフルネームと、「にいがき」か「あらがき」か確信がありませんでしたが、今回この記事を書くにあたって初めて知った程度です。
「にいがき」の方は、どうやらあのゴースト作曲家の人と記憶が混在していたようです。
そんなわけで、年に数回くらいの、芸能ニュースに触れた記事でした。
さようならと、おめでとうと。