あくまで私の感覚的な話です。
私がまだ子どもだった20年前くらいは、「お年寄り」はほぼ無条件でいい人扱いだったと思うんですよね。
「地域のおじいちゃん、おばあちゃん」みたいなのは。
優しく、温厚で、若者や子どもたちを見守って…そんなイメージが少なからずありました。
それが最近は、極端に言えば「老害」とも揶揄されています。
少なくとも「高齢者=いい人」というイメージはかなり減った気がします。
私自身は祖父母とほとんど触れてませんし、地域の高齢者は「ゲートボールやるんだから公園で遊ぶな!」という人くらいしか記憶にないので、あまり良い印象を持ってませんでした。
特に「田舎のおばあちゃん」はもう人情の塊みたいなフレーズでしたね。
※ちなみに我が家の「田舎のおばあちゃん」は私の家と裁判沙汰(民事)になり断絶するくらい人情味が溢れ出ていました。
一方こちらも最近は少し評価がブレてるようにも感じますが、依然としてプラスに見られるのは「アスリート」が一番強いかなあと思います。
ストイックとか礼儀正しい、爽やかみたい部分が反映されてるのかと思います。
逆に私はいわゆる体育会系が苦手なので、アスリートとは最終的には相容れないだろうと偏見を持っています。大抵、裏側で性格悪いですし。
私は堂々と性格は悪いと言っている分、勝っていると思っています。
一方、不審・悪そうと認定される属性もありますよね。
職業で言えば、残念ながら「政治家」が一番悪そうなイメージを持たれてそう。
(カタギじゃないのとか、最初から法の外なのは除く)
流石に国会議員に知り合いはいませんが、地方議会レベルで個人的に何人か知ってる人を考えると、けっこう熱心で真面目で、精力的に地元の為に活動している人もいます。
腰の低い方も多いですしね、私がその地域の有権者じゃないと分かっていても。
以前にもブログで書きましたが、私が何らかのコミュニティやカテゴリーに属したくないのは、その属したもののイメージ・偏見を持たれるからというのもあるんですよね。
例を挙げると、私は日本人ですが、オリンピックで日本人の活躍なんてものには全く興味がありません。
今のオリンピックへの賛否は抜きにして、そういった方も一定数いると思いますが、日本人は「日本人の活躍を望んでいるだろう」と思われています(と私は思います)。
先日、子ども達への支援と、一人暮らしの中年独身男性の相性の悪さを書きました。
逆にこれは当たらずとも遠からずなので「偏見」とも言い切れません。
私が不審であり、子どもを近づけたくないというのはよく分かります。
なので、この点に関しては抵抗なく受け入れようと思います。
というわけで、客観的な属性で判断してもいいけど、最終判断は分けようね、という話でした。
もっとも私自身は、人は見た目などで9割くらい判断していいと思ってますけどね。
(予防線を張ると、差別など具体的な損失を与えるのは別として)