Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「ENDER LILIES」です。
結論から言えば、ぜひやってみて欲しいですね。
(クリア済)
あらすじ
小部屋で目が覚めた、記憶を失った少女。
かたわらには、実態を持たない騎士が立っている。
舞台は「穢れ」を背負った「穢者(けもの)」に滅ぼされた「果ての国」。
少女は白巫女と呼ばれ、その穢れを祓う(引き受ける)ことができる能力を持つ。
騎士と共に、亡国から穢れを祓うことができるのか。
みたいなストーリーだと思います。
エンディングは見たものの、当初の最終目的が分からないんですよね。
世界観は騎士との会話などでも判明していきますが、みんなが手紙やメモを残してくれています。
全部で100通弱くらいあったのかな。
2Dアクション&メトロイドヴァニア
操作はスティック移動、Bでジャンプ、A/X/Yで割り当てた攻撃・スキル、ZRで回避など。
全てのボタンを使用するため、少しだけ慣れるのに時間がかかりました。
メトロイドヴァニアによくあることですが、徐々にできることが増えてきます。
二段ジャンプはすぐに習得できますが、急落下による地面破壊や壁キック、ダッシュなどの動作が増え、それによって進めるところが増えていきます。
元々、崖よじ登りなどもでき、アクションとしての操作性・スピード感は結構高く、快適でした。
成長要素としてレベルもあります。
主人公のレベル上げなどはあまり必要ありませんが、スキルなどは強化して、ダメージや使用回数などを強化していく必要があります。
けっこうな難易度
このENDER LILIESですが、アクションゲームとしての難易度はそこそこ高めです。
HP制ですが、中盤以降は2~3発でやられる攻撃も多いです。
また、ダメージを受けた後の無敵時間などがかなり短いので、連続攻撃で一気にやられることもしばしば。
特にボス戦は体力が高く、相手の攻撃範囲も広いため、かなり苦戦したボスもいます。
ただ、大ボスを倒すとアクションが追加されるため、進めるところが広がって、これがメトロイドヴァニアの醍醐味かなと思います。
感想まとめ
最初に書いた通り、おススメです。
操作性・難易度・ボリューム・グラフィック・世界観など、どれをとっても楽しめました。
大ボスがだいたい10体くらいいましたが、どれもなかなか手ごわく、10回以上やり直す部分もありました。
特に終盤は移動などがかなりスムーズになり、MAPは広大ですが、それほどストレスなく探索も行えました。
お値段も3000円弱で買えますので、お買い得作品だとも思います。
ストーリー適当考察&動画はこちら
この話って、穢者となっている敵たちは、基本的に全て白巫女の味方(守り人だったり、同郷の人だったり)という人なんですよね。
倒す=穢れを浄化するのですが、それも悲しい話です。
たぶんこのゲームの歴史として…
「古き民(黒衣の騎士含む)の国」と後に「果ての国」になる王国が戦争をし、古き民は敗北。その後に国が分かれ、一国が果ての国になった。
その際、古き民の生き残りの「白巫女」を助けた初代王は、穢れを浄化できる能力に注目。
穢れを自らの兵士らにも取り込ませ、不死の騎士軍団も造り上げた。
一方で、穢れが増えすぎて白巫女が弱ってきたため、白巫女の量産計画を思いつく。
その際のひとりが、主人公であるリリィ。
リリィは白巫女の母体から生成され、複数存在することになる。
しかし、量産されたリリィ達の多くは死亡。
大元となる白巫女が何とか穢れを抑え続けていたが、それも限界を迎えようとしていた。
そこで溜まった穢れが発露する形で、穢れの王が降臨。
最終的には、その王を浄化させ、先代の白巫女を救うことに成功した…
と言う感じだろうと思います。
タイトルの「ENDER LILIES」は、直訳すれば「終わらせる・リリィ達」。
途中で散っていった白巫女たちの力を結集した結果のエンディングと思うと、感慨深いですね。
拙いプレイですが、スタート~全エンディングを動画で撮ってみました。
#1~#23と長いですが、部分的でもお時間があればご覧ください。
過去の記事記事記事
難易度高めや、メトロイドヴァニア系からいくつか。