G-log 日々思うこと

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【不買】ブラックリストを増やし過ぎると窮屈になるよ

SNSでこうした運動も目につきやすくなりました。

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何か嫌なことがあって、いわゆる「不買運動」などが目に付きます。

最近で言えば、オリンピック関連ですかね。

Twitterはいろんなところに偏るので話題にするのもアレですが、先だっては公式スポンサーのコカコーラの不買などが騒がれていたと思います。

私も不買運動とは違いますが、例えば本の帯に「芸人の○○絶賛!」とか書いてあると、それだけで買いたくなくなります。

 

オリンピックで言えば、役職者や演出家達の連続辞任も記憶に新しいですね。

イジメの人、虐殺の人、豚の人、会長の人…

まあこの人達にも個人的な判断基準で感じるところはありますが、書くと賛否あるのでやめときます。

もうひとつ、オリンピックに強固に反対していても、始まってしまえば応援し、メダルなんて取ったらそりゃあもうはしゃいでみせる。それで「手のひら返し」と叩かれているワイドショーや政治家さんもいるみたいですね。

 

そういう人達については、ご本人が自分の本心で矛盾を感じないのであれば、それはそれで幸せなことだと思います。

開催反対で騒げて、メダルで騒げるわけですからね。

 

それで話を少し戻して、どこまでクリーンさを求めるかと言うと、難しい気がします。

過去にこだわって潔癖になり過ぎて、「あそこは不買」「あれは見ない」「あの企業が関わってるなら…」といった『ブラックリスト』が増え続けると、窮屈になりそうです。

振り上げた拳の行き場がなくなるというか。

 

開催前に散々反対していたせいで、素直にオリンピックを楽しめないという人もいるんじゃないでしょうか。

幸い、私はどちらかと言えば反対ですが、強固な反対派でもなければ、元々「心からオリンピックを楽しむなんて無理」な気質なので良かったです。

 

また、求める清廉潔白さもさることながら、その許容度も問題になります。

結局、私の場合は比較的清廉潔白さを求めがちですが、自分もややダーティなので、ある程度の過去のミスは許容範囲かなと思います。

なので、ちょっとしたことで嫌悪感は持ちやすいですが、「徹底的に嫌だ!!」とまではならないです。

 

具体例を挙げるのがいいか分かりませんが、何度か書いてるので改めて書くと、私の中の絶対行かないブラックリスト入りは、「伝説のすた丼」のみです。

極力行かないところ・買わないものはもっとありますが、それでもマストで行かないのはここのみ。

詳しくは「伝説のすた丼 スポンジ」でググってください。たぶん出てきません。

 

伝説のすた丼くらいなら、今の生活動線上にお店がないですし、そもそも他にいくらでも代わりのお店があるので、行かなくても何も問題ありません。

砂漠で倒れそうな時に、伝説のすた丼だけがやっている状況もないでしょうし。

ただこれが「テレビ」とか「新聞」とか「五輪」くらい大きな規模になったくると、そこそこ生活も狭まりそうですね。

それでも意思を貫けるならいいと思いますし、「ぶっちゃけ窮屈」と思ってるなら、寛容のラインを動かした方がいいかなと思います。

 

私も有名になったら、過去の発言等が絡みついて捉われることもあるんですかね。

その時その時で問題無い(匿名だし)と考える範囲で書いたり話したりしていますが、価値観も狭いですし、世の中の許容範囲も変わりますし、一方で記録は残りやすくなってますし。

 

まとめ

あまり人を過去で縛ると、自分もカウンターを食らうという、「人を呪わば穴二つ」みたいな状態になりそうです。

なので逆に、タレントさんが今回の辞任連続を庇うのも、無理はないかと思います。彼らはメディアに記録されていますからね。

一定のラインは必要ですが、寛容さは幸福に生きる1つのコツかなと思いました。

でも私は心が狭いし、根に持つタイプです。

もっと寛容さを身に着けたいと思わなくもないですが、そんな自分が嫌いでもありません。

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