ふと思い出した、小学校の頃の事。
三人兄弟の真ん中であった私は、基本的には上下と兄妹と比べると親からはスルーされがちです。
何かイベントごとも兄の二番煎じになりますし、かといって下は女の子でまた珍しい生き物でしたし。
それはそれで、快適な家庭生活だったので良かったのですが。
前置きはこのくらいで。
しかし、父親もさすがに気にしたのか、私と父親だけで旅行というのが何度かありました。
多くは記憶を失ってしまったのですが、今でも覚えていることのひとつが、北海道です。
といっても、覚えていることは3つだけ。
1.北海道に行ったということ
2.夏の北海道は、かなり暑かったこと(今ほどじゃないと思いますが)
3.じゃがバタが超うまい
この3つです。
行ったのは、小学校の3~4年生だと思います。
世間知らずだった少年時代から自分だけを信じてきたけど、やはりそこは世間知らず。
北海道に行った(厳密にはお土産で買ってきた)のが、このじゃがバタでした。
パッケージはうろ覚えですし、25年くらい前のことなので恐らくメーカー等も違うかもしれません。
気づけば「じゃがバタ―」と呼んでいるので「バタじゃが」ではないかもしれません。
まあ細かいことはさておいて。
じゃがいもとバターというのは今でこそ知っていますが、たぶん当時は初めてだったのでしょう。
このバタじゃがを初めて食べたときに「こんなに美味いジャガイモの食べ方があるのか」と感動した記憶があり、以降、憧れの食べ物として記憶されていました。
その後、恐らく10年くらいして大学の卒業旅行で北海度に行ったときに買ってきましたが、記憶の通り…とまではいかないまでも、相変わらず美味かったです。
それで北海道に行ったり、北海道アンテナショップに行ったり、北海道フェアに行ったりすると、だいたいこれが売られているんですよね。
そうするとついつい買ってしまいます。
そのまま食べてもいいし、レンジや湯煎で温めてもOKです。
それでまた2年ぶりくらいに食べたのですが、やはり美味いですね。
調達するのに、主に金銭的な苦労がなくなったせいか、初めて食べた、2回目に食べたときより感動は薄らいでますが、それでもいい。
これからも見つけるたびに買っていこうと思います。
違うメーカー、種類のもあるのかな?
同じように、岡山の「廣栄堂」(こうえいどう)の元祖きびだんご も見かけたら買ってしまいます。
最近、新橋のアンテナショップに行く機会も減ってしまい、なかなか調達できていないのですが。
通販で買えるんでしょうが、それは何かが違うんですよね。
情緒なのか、風情なのか表現が分からないんですけど。