パラリンピックも当然のように見ていないのですが、ネットニュースで「ブラインドサッカー」という競技名を観ました。
実際に試合を観ていませんが、何も見えない状態で走り回っているのだとすれば凄いですね。
ゴールボール
攻め手はボールを相手ゴールに向かって投げ、受け手は身体でそれを止めます。
両者とも完全目隠しなので、音の鳴るボールを使います。
コートに手で触って分かるマーカーが付けられているので、それで身体の向きなどを把握します。
詳しくは過去記事でも書いてました。
全員アイマスクなので、普段目が見える人でも特に関係ないんですが…
私は昔の交通事故以来、身体への衝撃は避けているので、目隠しで横っ飛びなんて怖くてできません。
暗闇体験
前にも書いたことがありますが、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という催し物があり、それに参加したことがあります。
目の見えない方がスタッフとして働いていたり、白杖の使い方を教わったりと、なかなか面白い体験ができます。
そこで眼球を指で攻撃され、コンタクトレンズが失われる事件が発生しまして。
というより、一歩間違えれば(片目とはいえ)本当に明かりが取り戻せなくなる事故に繋がっていたので、皆さんも暗闇だからといちゃつこうとするのはやめましょう。
トンネル
5年ほど前に、神奈川県の足柄郡のユーシン渓谷というところを目指したことがありました。
ユーシンブルーと言われる、素敵なブルーが見える(はずだった)川・渓谷です。
まあ残念ながら、水不足(?)だったので、ブルーな部分は見られませんでしたが。
ここの上流に向けて歩いていく(徒歩のみ可)と、トンネルがいくつかあったんですよね。
その中のひとつのトンネルが、長さが結構あるせいか、本当に一筋の光もなかったんですよね。
完全に真っ暗な中を、当てもなくトンネルを歩いてく。
そして、出口が見えると一点だけ光が見えてくる。
それはそれで、なかなか貴重な体験でした。ユーシンブルーは見えなかったけど。
暗闇の恐怖よりも、私が行った日の3日前にクマが出没したという方が怖かったですが。
暗闇との付き合い方
目の見える我々からすると、目からの情報は8割とも言われ、日常生活は視覚に頼ることがほとんどです。
ただ、こうした形で敢えて断ってみるというのは、エンターテイメントとしても可能性はあるのではと思います。
ダイアログ~~では食事もありましたが、闇鍋的な楽しみ方と、味に集中できるということもあって、味覚との組み合わせがいいんじゃないかなと。
実際のお店、特に飲食店などでは、確か消防法との兼ね合いなどで、照明を真っ暗は難しいみたいですが…
外出自粛で目も悪くなってきましたしね。
目を使わずに楽しめることはいいことです。