さて、4回目の記事となる中之条ビエンナーレ2021ですが、今回で最後です。
旧五反田小学校内の展示と、全体の感想を書いていきます。
旧・五反田小学校
まずは旧五反田小学校について。
こちらが現存する校舎です。
木造平屋建て、全幅でも数十メートル程度でしょうか…
なんと1909年に建てられたそうで、築100年を超す文化財でもあります。
入ってみると、校舎を模したアート作品に出迎えられますが、これ自体がアートですね。
展示はライトアップが多め
そんな貴重な建物のせいか、作品と言いながらもあるがままに近いものも見られました。
ここも何か物体を作り上げたというよりは、そのままを活かした空間づくりとなっていました。
鳳凰
そして今回、一番印象に残ったのがこの鳳凰です。
天井から吊り下げられ、部品を様々に配置してできた立体作品です。
ひとつひとつは、渦のような銅(?)でできています。
これの組み合わせと光の当て方で、神々しい鳳凰の姿を現せるというのはすごいですね。
大きさは数mあり、インパクトも大きいです。
壁に映る影の感じもいいですね。
けろ隊も凛々しい顔をしています。
道の駅霊山たけやま
そんな五反田小学校で15時30分を迎え、終了まで残り30分となってしまいました。
食事をあまりとっていなかったので、すぐ近くの「道の駅霊山たけやま」に行くことに。
こちらはビエンナーレの一部なのか分かりませんが、霊山に向けて何かがたなびいていました。
また、向かいの親都神社(ちかとじんじゃ)にも、アート作品があります。
小さな神社とはいえ境内を大胆に使っていますね。
さて、道の駅内には、お蕎麦屋さんが一軒ありました。
こちらも16時まででしたので、ギリギリの入店となってしまいました。
さてメニューです。
かけそばが750円なのに月見やきつねが800円というお得感。
「なかのじょう周遊チケット」もパスポートを買ったときにもらったので、てんぷらもつけてもらえました。
そばは不揃いな麺ですが、これがまたよい。美味しかったです。
感想まとめ
現代アートについては時々書いてますが、やはり理解できない作品は多いです。
一方で、「何となく」観てみようとか「何となく」不思議な感じがするとか、「何となく面白い」という風にはなってきました。
それを上手く言語化することはできませんが、言語化できないものがあるから現代アートなんて分かりにくいものが生まれていくのかもしれません。
さて中之条町ですが、今回初めて訪問しました。
東京から2~3時間で行け、渋川・伊香保も近く、町内にも四万温泉などがあって、観光には良い町だと思います(行きも帰りも埼玉で渋滞したので5時間かかり、埼玉が嫌いになりましたが)。
グルメは何があるのか調査不足ですが…群馬なので焼きまんじゅうの看板はどこかで見たような?
元々は四万温泉巡りでもしようとしていたのですが、今回はその目的はほぼ果たされませんでした。
ビエンナーレは2年後だと思いますが、その時に一泊して両方楽しむのもいいかなあと思いました。
とはいえ、車がないとほとんど話にならないので、行かれる方はお気をつけて。