今回は、競輪のお話です。
「PIST6」という競技をご存知でしょうか?
私も知りませんでしたが、平たく言えば自転車レースです。
この度、私が生まれ育った千葉市にて新しい競技場が出来上がったので、行ってみることにしました。
TIPSTARというお菓子っぽい名前ですが、mixiのようです。
場所はJR千葉駅から徒歩だと20分くらい、モノレールを使えば2分+徒歩5分くらいです。
まずはPIST6の大雑把なルールについて。
コースは1周250m。
そこを6人の選手で6周し、速い人が勝ちです。
まず特徴的なのが、コースの起伏です。
画像では見づらいですが、単純なトラックではなくかなり起伏があり、すり鉢状になっています。
コースのことをバンクというそうです。
次にレース展開。
最初の3周は、ペーサーと呼ばれる先導車両が走り、選手6人はそれを追い抜くことはできません。
比較的ゆっくりであり、ポジション取りなどを決めていきます。
下の画像で言えば、黒い半そでの人がペーサーです(小さくてすみません)。
そして4周目からはペーサーが外れ、一気に加速します。
会場の様子など
この日は、1日に18レース(確か)が行われていました。
1時間に2レース行われまして、1レース2分くらいなので、実質4分です。
と書くと、間が長すぎるように思われますが、一応飽きない工夫がされています。
まず、入場はかなり派手で、レーザーが飛び交い、スモークや炎まで焚かれます。
選手紹介も、プロレスよろしく「巻き舌」の司会者が1人ずつ紹介していきます。
また、ダンサーによる応援ショーもあります。
選手にはスコアがあり、強さ一覧が分かります。
スピード、スタミナ、パワー、テクニック、メンタルなんですが、だいたいスコア70が平均でした。
強いとされる選手でも、スコア80はいなかったかな。
6人が入場すると、順番にぐるりとバンクを一周します。
そして、全員がスタート位置に。
この時、すり鉢状なので内側に傾いているせいか、補助の人がマンツーマンで付きます。
そしてバンクの反対側からぺーサーがゆっくりとスタート位置に向かって漕ぎ出します。
ぺーサーがスタート位置に差し掛かると同時に、レース開始となります。
先ほど書いたように、3周はゆっくり、そして4周目になると本格的なレーススタートです。
下の画像では、右手前の自転車がコースから外れたペーサーで、他が一気に加速した選手たちです。
立体的なコースのため、かなり上部から攻める選手もいました。
まあ上からなんて距離も長いし傾斜もきついので、遅くなっちゃうみたいですね…
と思いきや、斜面を一気にくだって加速ができるので、それなりに見ごたえがありました。
生で観ると、最初の3周から⇒一気に加速して一気に終わるので、スピード感を持って楽しめる内容となっていました。
一方でレース自体は2分で終わってしまい、幕間に飽きさせない工夫はあるとはいえ、レースが始まるまでの感覚は結構長いので、少しダレるかなあと思いました。
おまけ。
ダンサーの人の脇が綺麗で驚きました。
コロナ禍でそういうものを見る機会もすっかり減り、世の中加工写真ばかりでそれに慣れていましたが、生で見てもそう思えるんですね(軽いセクハラ)。
さて、タイトルにギャンブルとつけてますが、一切触れずにきました。
次回「えぇ、2000円が330円に!?」の巻。ご期待ください。
観終わると、自転車漕ぎたくなるよね。