一線をちょびっと超えている気がする。
前回までのあらすじ。
前回はスポーツとしてのPIST6を紹介しました。
しかし競輪=スポーツではありますが、それ以前に競輪=ギャンブル。
今回はそんな体験記です。
まず、競輪で車券(馬だと馬券なので、車券というそうです)を買うには、TIPSTARというアプリが必須です。
スタジアムには券売所はありません。
スタジアム入場にも顔写真まで撮られましたが、アプリでも携帯番号やメールアドレス等が取られます。
このアプリがあると、全国どこでもレースの車券を買うことができます。
また、中継映像も自動的に流れるので、行かなくてもレースの雰囲気を味わうことはできるようです。
細かい買い方(3連単とかワイドとか)は敢えて説明しません。
知ってる人は知ってるでしょうし、ギャンブルを推奨するものでもないですしね。
ここからは別の感想です。
アプリですが、mixi系列が作っているせいか、極めて今どきの課金ソシャゲに近い感覚になっています(ほぼやったことないけど)。
まず、ログインボーナスで「メダル」が大量にもらえます。
競輪場に行ってもログボなんてないのに、これで毎日ログインさせることを狙ってきます。
ついでに書くと、「ミッション」というのもあります。
一回賭けを行ったらメダル1千枚、といった感じです。
次に、このメダルも、現金のように賭けることができます。
良く言えば、お金が無くてもギャンブルを楽しめるということなのでしょうが…
そしてメダルが当たるとメダルで返ってくるのではなく、青い丸のような「G」という単位の別のアプリ内通過で返ってきます。
下の画像で言えば、4500Gを獲得しています。
そしてそのGを使うと、ガチャが引けてTIPマネーが貰えます。
ここで少し話を戻すと、もちろんこのアプリは現金を賭けることができます。
ただ厳密にいうと直接現金を賭けるのではなく、現金でTIPマネーをチャージする形になっています。
なので、一度チャージしてしまうと戻ってきません(たぶん)。
ただし、TIPマネーを賭けて当たった金額については、「払戻金」という別勘定にストックされます。
払戻金は500円単位で指定の銀行口座などに戻せるようです。
さて、そんな感じですが…
まず私の個人的な結果はタイトルにあるように、2000円⇒330円です。
正確に言えば、TIPスター1000円分は免許証を登録したボーナスでもらえました。
次に、1000円分では少ないかなと思って、LINEペイ経由で1000円分をチャージしました。
4レースに分けて賭けて、単勝が1度だけ当たったので、タイトル通り330円になったのです。
そしてちょっとどうかなと思ったのが、最近のソシャゲのような仕組みです。
あっちのガチャ問題などは、何年も前から問題視されてますが…
例えば、メダルやG、TIPスター円など、いろいろな単位の通貨が入り乱れているのは、最近のソシャゲに良くあると思います。
私がやった中では、ポケモンユナイトもいろんな単位の通貨があり、一部は現金課金のみで換金(一方通行ですが)できる仕組みになっていますが、これも正に同じです。
こうして金銭感覚などをマヒさせるのかなと思いますが、競輪の世界にもそれを突っ込んでくるとは、あまりにリアルでした。
ミッションやログボなども、同様です。
一応、免許証を読み込ませて本人確認ができないと、メダルのみ・現金は賭けられない状態なんですが、ソシャゲ以上に賭けに直結しますからね。
新しいスタジアムやキラキラしたショータイムみたいなレース演出に加え、アプリのみにしたおかげか、昔の競輪場にいたような、「タバコ臭いしうさん臭いおっさん達」が完全排除されていました。
そもそも、現地は入場料に2000円がかかるので(私は招待枠)、これを取り戻そうとするだけでも結構ハードルが高いです。
なので、自転車レースをギャンブルではなく、スポーツで観たい人しか来ないでしょう。
いずれにしてもこれ以上細かく書くと興味を持ってしまう人が増えてしまうかもしれませんのでこの辺で。
別にギャンブル反対派ではないですが、このブログは恋に恋するティーンエイジャー向けに書いています。
未成年はやっちゃ駄目、ゼッタイ。ですからね。