今週のお題「忘れたいこと」
今週のお題は「忘れたいこと」です。
さて、何でしょうね。
忘れたいことと言われて、多くの人が想像するのは、
- トラウマ
- 悲しい事
- 恥ずかしい事
だいたいこの3つくらいに集約されます。
他にも怒りとか痛みとかあるかもしれませんけどね。
さて、まずトラウマについて。
以前、交通事故に遭った際、私は助手席に座っていました。
そこで運転手の奴が、赤信号停車中の前の車に突っ込んだのですが…
そこから数年間は、他人の運転で助手席に座るのがストレスで仕方なかったですね。
特に、前方車両があるにも関わらず自分よりもブレーキのタイミングが遅い人がいると、またぶつかるんじゃないかなと。
それも時間が解決してくれたのか、最近は割と大丈夫になってきました。
それと同様なのか、首に何かを巻くことが極めて苦手です。
これは忘れてしまっていますが、たぶん子供の頃に母親に何かされたのではないかと疑っています。
次に「悲しい事」ですが、特にありません。
悲しんだことがないわけではありませんが、それほど悲しい場面が無かったんですよね。
シンプルなものは誰かの死ですが、私が物心ついたころ、2世代上(祖父母とか、両親の叔父叔母とか)はだいたい死に絶えていたため、あまり死に触れることもありません。
逆に言えば、この辺はこれから出てくる部分かもしれませんし、私が先になるかもしれませんけどね。
最後に「恥ずかしい事」。
日常レベルではありますけど、大きな部分としてはこっちもありません。
これは恥知らずなわけではなく、結果的に恥を晒したことがあまりないということです。
例えば「裸を晒す」のは恥ずかしいことですが、経験がないので忘れたいことには入りませんしね。
忘れられない過去や急に思い出す過去というのは、時々襲ってきます。
あの時ああすれば今頃結婚していたとか、あの時こうしていればたぶん金持ちとか、そういう後悔もなくはないです。
が、覚えていたいことも忘れるようになって以来、特に過去が襲ってくることも少なくなりました。
一方で、過去からの襲撃は回数こそ減ったものの、一発一発のダメージは少し増えているような気もします。
いずれにしても、ここ数年は忘れたくないほど楽しいことや喜ばしいこともないですし、忘れたいほど悲しいことも辛いこともないので、それはそれでいいことかな。
辛い過去があるなら刹那的に生きるのも悪くはないですし、過去を踏まえて成長できるならそれでいいですし、忘れられるオクスリができるまで待つのもありでしょう。
結局、生きている以上は生きていないといけないですし、過去とのあり方で変えられるのは、付き合い方だけですしね。
私も「忘れないため(もっと正確に言えば忘れても思い出せるように)」にブログを続けているという側面もあるので、いましばらくお付き合いください。