→ つまんねえねんまつ ←
テレビが壊れたのは、10年くらい前だったでしょうか。
ひとり暮らしを始めた直後に貰ったテレビが、貰った直後に壊れたので、以来、我が家にはテレビがありません。
基本的に会社~自宅の往復が中心であるため、テレビを観る時間って1か月に1分あるかないかくらいですね。
そんな私ですので、年末年始もテレビを観ることがありませんでした。
実家には帰ったのですが、チビッ子達も来ていたので、観たのはトムとジェリーのDVDくらいでした。
ここまで前フリです。
そんな私ですが、リアルタイムで番組を観たのが「RTA in Japan」でした。
RTA=Real Time Attack(リアルタイムアタック)。
簡単に言えば「ゲームを最速でクリアしよう」というものです。
詳しく説明する程は知りませんが、ゲームごとに様々なレギュレーション(ルール)があるようです。
純粋にプレイするものもあれば、裏技を使うゲーム、バグ技を使うゲーム、ホットプレートで加熱することで意図的なバグを引き起こすゲームなど、様々な方法で最速を目指しています。
例えば、ドラクエ3(ファミコン版)の「何でもありルール」では、ファミコンに対してコード書き換えを行って最短50秒でエンディング。
別の人は、途中でドクターマリオのソフトを突っ込むなどの荒業をして8分ほどでクリアしていました。
それはそれでまあ凄いとは思う一方で、わざわざこうして記事にするほどの感動ではなかったのですが…
そんな中、一番感動したのが、「目隠しマリオ64 RTA」でした。
Yahooニュースのトップにも記事になっていたようで、同じように観た方もいるかもしれません。
マリオ64を目隠しでプレイしつつ、スター70個を取ってクッパを倒し、エンディングを迎えるというもの。
最初から目隠ししっぱなしなので、全てのコースやマリオ・敵・ギミックの動きなどを記憶しつつ、音などをヒントに操作方法・タイミングも覚えて…と相当な記憶力と検証力と、操作の正確さを持っていないとクリア達成できないものです。
たぶん、私が100時間練習した後に目で見てプレイしたとしても、彼の目隠しプレイには勝てないでしょう。
一歩引いて考えれば、目隠しでやる必要は全く無いのですが、それを楽しみながらプレイして、生配信で一発披露してクリアしてみせるという。
私もマリオ64はやった世代ですが、普通にプレイしても私よりも遥かに上手いです。
これは本当に感動しました。
人間ってこんなことができるんですね。
夏と冬に行われているRTA in Japan。
生配信で見るのもいいですし、Youtubeでも順次画像を上げてくれています。
あまりゲーム動画を見ないのですが、これは知らないゲームも含めて面白いなあと感じます。
そんなわけで、年末年始のお楽しみとして、今年も期待しております。
私もゲーマーの端くれではありますが、RTAはあまり向かない気がします。
飽きっぽいので一つのゲームを延々とパターン化していくのは苦手ですし、正確な操作というのはさらに苦手ですしね。