Switchゲーム紹介のコーナー。
今回はカメラをイメージしたアクションパズル「FILMECHANISM(フィルメカニズム)」です。
今回はクリア済です。
ゲームの概要
カメラせいじんのレック(緑の子)が、新しい星に写真を撮りにやってきました。
しかし、黄金フィルムを落っことしてしまいました。
黄金フィルムを追いかけて、いろんなパズルを解いていくぞ!
的なゲームです。
パズルゲームなので、ストーリーはあってないようなものです。
ゲームシステム
まずはステージを選びます。
1面ごと独立していて、アイテムや状態が引き継がれるなどの仕様はありません。
また、レベルやステータスなどの成長要素も一切ありません。
ステージでは、ゴールであるフラッグを目指します。
ジャンプ力などは高さ2ブロック分は越えられないなど、パズルらしく可能な動きはある程度決められています。
仕掛けとしては、押せるブロックやカギ&トビラ、ジャンプ台などがあります。
そして最大の特徴が、ステージで拾える「フィルム」を使ったパズルの解き方です。
拾ったフィルムで、その時のモノの状態(一部除く)を記録できます。
下の画像では、緑のフィルムを使ってブロックとトビラを記録しました。
3つ重なったブロックは押せますが飛び越えることはできません。
そこで、右端まで押していきます。
3ブロックを押し切ったところで「リストア」という機能で撮影時に戻すと、元々置かれていた真ん中に戻ります。
レックだけはその場に残っているので、無事に3ブロックの右側に移動することができました。
こんな感じで、フィルムによるレコードとレストアを駆使してパズルを解きます。
動画はこちら
動画の方が雰囲気が分かりやすいと思いますので、観てけろ。
一応、初回からクリアまで実況動画を撮ってみました。
カメラで混乱と楽しみと
カメラのレコード・レストアを使うというのは、私としては斬新でした。
どうしたらゴールに行けるかをまず考え、そのためのシーンを作り出して記録、後は動かしていって、最後にシーンに戻してクリア。
文章だと伝わりにくいのですが、そんな流れで組み立てを考えることが大事なゲームです。
そしてフィルム機能が一癖も二癖もあって、混乱しながらもよくできた仕組みでした。
どの「画」が必要で、それを撮影するために何をすればいいか…
WORLDは1~6まであり、ストーリーだけならNORMALステージをクリアすればOKです。
しかし各ワールドには難易度HARDとHELLが用意されており、こちらは難易度が跳ね上がります。
特に後半は難易度がかなり高かったのですが、このゲームは「HINT」機能が充実しています。
どの色のフィルムでどのシーンを撮影し、どのタイミングでレストア(元に戻す)すればいいのかが画像で示されるので、行き詰った場合はそれでクリアすることができます。
感想まとめ
さて感想です。
アクションというよりはパズル要素が強いゲームです。
数えてませんが、全部で200ステージ前後あって、ボリュームも十分です。
スティック移動やジャンプがあるので、一部はアクション要素を求められるものの、アクションの難易度は低め。
パズルとしては難易度高めなステージもありましたが、論理的に画像込みで考えられる人は、スッと解けるのかもしれません。
私もNORMALステージは簡単でしたが、HARDはちょこちょこ難しく、後半のHELLはHINT無しでは(あっても)難しいものがかなり多かったです。
完全クリアまでプレイしましたが、欠点らしい欠点は特にありません。
強いて言えば、一手ミスすると全てやり直しになることが多いので、「一手戻す」的な機能があれば、よりサクサクプレイできたかなと思います。
が、それがなかったとしても、ステージはYボタンひとつですぐにやり直しができるので、その辺のテンポも良かったです。
1ステージは、やり方さえ分かれば数十秒程度でクリアできるものがほとんどですし、長くてもせいぜい1~2分あればクリアできます。
HELLまでクリアしたので、無事にTRUE ENDを迎えることができました。
プレイしたのは2021年でしたが、コスパも含めてかなり楽しめた部類のパズルだと思います。
仕掛けを忘れた頃に再度プレイすれば、もう一度楽しめるかもしれませんね。
過去ゲーム紹介記事