私の持っている偏見シリーズ。
今回は職業編です。
苦手な職業と言いますか、偏見を持っている職業のひとつにアナウンサーがあります。
男性アナウンサーとはほぼ接点を持ったことがないので、女性アナウンサーだけかもしれません。
たまーにですが、女性アナウンサーと仕事をすることがあります。
テレビ等で聞いても何とも思いませんが、直接相対して聞くアナウンサーの声にはなかなかの迫力を感じます。
活舌はもちろんいいですし、声もよく通りますのですごみがあります。
また基本的には丁寧な文章を読んでもらうことが多いのも相まって、非常に格調高く感じられます。
(口語というよりは文語に近いイメージで、文章がですます調以上のございます調)
原稿読みなどが終わって、普通の会話をするときも品が良いアナウンサーの方が多いです。
愛想も良いですし、受け答えも極めて丁寧です。
そうすると私が何を思うかというと、「この人は全て嘘っぽく見える…」ということです。
嘘っぽいは言い過ぎかもしれませんが、演技にしか見えなくなってしまいます。
例えば、最近の女性で「いいですわよ」といった「~~よ」「~~わよ」というような口調の人っていないと思うんですよね。
聞いたことがあるのはアニメや創作の女性キャラばかりか、または私の80歳近い育ちの良い叔母くらいで、現実では見かけません。
それと同じように、いい声で口調が丁寧過ぎるせいで、ドラマっぽいといいますか…
文章だと伝わりにくいんですけどね。
声・容姿・所作が完璧に近い人って何となく「騙されまい」という感じの印象を抱いてしまうのです。
恐らく、自分と共通点が無いうえに、言葉遣いが演技っぽく聞こえるので、そのように感じてしまうのかも知れません。
人間味が感じられないというと言い過ぎなんですけどね。
これ以上書いても私の卑屈っぷりを更新していくだけなのでこれくらいにしておきます。
仕事で話す程度の関係で、隙が見えるほどの接点を持っていないせいなんでしょうね。
いつか仲良くなれば、アナウンサー自体への偏見もなくなるかもしれません。