Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「紹介」するまでもない「ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド」です。
また、私はストーリーくらいしかこなさないので、個体値・性格・特性の選定等には興味ないと一応書いておきます。
ストーリー
ポケモン図鑑作ってくれ。
ついでにチャンピオン目指そうぜ。
ギンガ団?滅ぼしてやる。
だいたいこんな感じです。
初代ポケモンと、ギンガ団とロケット団を入れ替えればだいたい同じです。
ギンガ団の方がいい意味でも悪い意味でも、思考のスケールは大きいかもしれません。
また、この地方にあるテンガン山には、世界を作ったとされるポケモンの伝説が残されています。
リメイクと以前の記憶
本作は、2006年に発売された「ポケットモンスター ダイヤモンド」のリメイクです。
もう15年前の話になると、ほとんど内容も覚えていませんでした。
かろうじて、シロナの存在くらいは覚えてましたが…
リメイクで不評だった「バグ祭り」(ポケモン無限増殖など)もありましたが、キャラクターのデフォルメもいまいち人気がなかったみたいですね。
私はポケモンで頭身が高くてもどうかと思うので、別にこれで良かったと思っていますが…
こういうおまけミニゲーム要素も全く覚えていませんでした。
毎回、ポフィン作りとかコンテストとかありますが、個人的には楽しめた試しがありません。
やっぱり私にとってのポケモンの楽しさは、バトルにあると思っています。
ドラクエやFFなら、魔法やアビリティで無数の選択肢がありますが、ポケモンでは基本4つしかわざがありません。
限られたポケモン・選択肢の中で最適な戦略を考えて相手を倒していく。
それに手持ちのポケモンやアイテムなどを多少幅が広がりますが、それでも限定的ななかで攻略していくのがいいのかなと思います。
もう36歳だしね(中年の愚痴)
いくつかやってみて、合わなかった・イマイチだったと感じた点について。
まず、経験値が全ポケモンにかなり入るようになっていたため、レベル上げが相当楽になりました。
これはこれでいいんですが、そのおかげでかなりのぬるさでした。
後で書くポケモンリーグはさておき、だいたいの敵は一撃で倒せますし、回復アイテム等もほぼ使う必要がありません。
そうなると、その辺のトレーナーとの闘いがただの作業と化します。
けっこう動きがもっさりしていて、徐々に面倒になってくるですよね。
特に序盤は相手のポケモンもだいたい同じメンツばかりで、単にAボタンを押しているだけ。
更に細かいところで言えば、いちいちポケモンの反応を追加してくること。
効果は抜群だ!で倒すとやったね!と表示されたり、「指示を待っている‥」と当たり前のことを表示したり、「ファッションが気になるみたい!」と意味のない表示があったり…
表示時間はほんの1~2秒なんですが、テンポが乱される感じがしてイマイチでした。
あとは移動のしづらさですね。
ポケモンシリーズでは、敵が出てくる草むらや洞窟を移動していると、数歩の移動で敵が出てくる印象です。
それに加えて「ちょっとでも壁に触れている方向に移動するとものすごく歩くのが遅くなる」(文章だと分かりづらいですが、壁に触れると移動しづらくなるのです)仕様とアイテム・自転車の初速が遅い等が重なって、移動のテンポもけっこう悪く感じました。
バトルの作業もっさり感と、移動の快適さ無しの状況だったので、1か月ほど放置していました。
まあそれでもアルセウスを買うかもしれないので、一応再開したわけです。
ただ、ポケットモンスターのターゲット層は10台前半くらいにあると思います。
私はその3倍くらいの年齢なので、合わない部分があるのは仕方ないですし、それでもクリアまでそこそこは楽しめるのは凄い事だと思います。
チャンピオンリーグ&殿堂入り
ポケモンの(一応の)クリアと言えば、チャンピオンリーグ制覇です。
そんなわけで、チャンピオンリーグの感想くらい個別に書こうと思います。
まずは四天王戦です。
1人目はむしタイプを使うリョウ。
こんなモブキャラみたいなのが四天王なのか…というのが正直な感想です。
その後も、特に苦戦することなく勝ち進めました。
ちょっとだけストーリーに顔出ししてきた3人目のオーバも、ほのおタイプ使いという割に変則的でしたが、それほど強くなく。
最後のメガネエスパーは少しだけ強かったですが、回復アイテムをいくつか使えば問題なし。
そして最終戦はシロナです。
この人で初めて、苦戦と呼べるくらい苦労しました。
最初のミカルゲですら、かなり強かったです。
しかし、こちらのギャラドス対ミロカロスで一気呵成しました。
相手はれいとうビームしか攻撃ワザがないため、10発撃たせれば後は何もできません。
こちらはりゅうのまいで攻撃&素早さを最大まで強化しました。
そのおかげで、最強と言われるガブリアスも難なく撃破です。
そして無事に殿堂入りを迎えました。
MVPはギャラドスです。
シロナ戦は、ほぼ彼のりゅうのまい→たきのぼり&かみくだくで勝ち上がりました。
また、れいとうビーム10発も難なく耐えきった、すごいきずぐすりさんもMVPだと思います。
逆に、捕まえたままのディアルガや意外と素早さの低いドンカラス、フワンテなどはほぼ全く活躍しませんでした。
特にひこうタイプが多い偏った編成で進めていたため、でんきやこおりワザで一気に崩壊しかけました。
エンディング
エンディングは、主人公が夕暮れを自転車で漕ぎ進めていくところ。
そこにフワンテの群れがやってきます。
ちなみにフワンテの図鑑にはこんな説明もあります。
魂の 道標と いわれる。フワンテを 持っていた こどもは 突然 消えて いなくなる。
幼い子どもの 手を 握り あの世へと 連れ去る という。 重たい 子どもは キライ。
まあそういうエンディングなのかもしれません。
(エンディング後もゲームはまだまだ続きますが)
感想まとめ
殿堂入り後が本番という気もしますが、もう若干飽きてしまいました。
ジムリーダー再戦や、他のシリーズのポケモンの出現もあるみたいですが…
私が使いたかったニョロトノは、通信進化させないと駄目なので、ひとりで入手するのは無理そうですし、その辺も含めてクリア後は当分やる予定はありません。
せめてポケモンHOME等を経由して、ポケモンGO辺りから送れれば良かったのですが。
もう少しテンポが良ければいいかなあと思うのですが、あまりせかせかするゲームではなく、ポケモンの世界にハマれる人がやるべきゲームなのでしょう。
悪いところもたっぷり書きましたが、それでもそれなりに楽しめるのはコンテンツ力の強さを改めて感じました。
期待が高かったがゆえ、少し厳しく感じたのかもしれません。
「ポケットモンスターレジェンド」(アルセウス)は全く違うゲームシステムらしく、買ってみようか迷っていましたが、ここまで書いてみて買う方向に決めました。