Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「カンパニーマン 社畜の下克上」というアクションゲームです。
別に社畜でも何でもありませんが、日本語版にするときに良いと思ったのでしょう。
私は社畜と言う言葉が嫌いです。
今回はクリア済の感想です。
ゲームのストーリー
主人公のジムは天然水の販売会社の新入社員ですが、入社初日から社長を目指しています。
新入社員と言っても、新卒という意味ではなく、転職組のようです。
父親が働きたくない一心で無職を貫き通しているので、息子としてはお金を稼ぎたいようです。
しかし、上司ウィリアムの罠にハマって初日からカスタマーサービス部へ左遷されます。
そこから、武力によって成り上がり、最後には社長へと登り詰めていきます。
冒頭ステージを動画にしてあるので、ご覧ください。
シンプルなライフ制アクションゲーム
舞台は会社員が独立を目指すというものですが、ゲームとしては結構シンプルなアクションゲームです。
Yボタンでキーボードを剣のように振って攻撃、Bボタンでジャンプ、Aボタンでショートダッシュです。
敵は各部署の社員たちですが、攻撃しても死ぬわけではなく、倒すと解雇されるそうです。
また、Xボタンでゲージを使った遠距離攻撃があります。
基本的には「メール」が飛んでダメージを与える攻撃となっています。
遠距離攻撃にはいくつか種類があり、スパムメールを送り付けるなど会社員らしい(?)攻撃方法となっています。
操作性はけっこういいと思います。
動きがシンプルで上攻撃やしゃがみ攻撃、防御などが一切ないため、操作で混乱することもありません。
ステージをクリアして登っていく
舞台はオフィスビルのはずですが、ステージは何でもありです。
雪の降り積もる階層もありますし。
飛行船で空に飛んでいくステージもあります。
各ステージにはボスが降り、基本的にはその部署の部長が現れます。
キャラによっては部署ごとの特徴があり、例えばマーケティングの部長は自撮り棒で殴ったり、いいねボタンを飛ばしてきたりします。
ボスを倒すと社員証がグレードアップし、次の階層に行けるようになります。
最終戦と感想まとめ
最終戦は、社長を倒して終わり…
と思いきや、社長になってもこのロボットが認めてくれませんでした。
最後はこの会社のロボットと屋上で戦うことになります。
そしてロボットを撃破して、ジムは頂点に登り詰めたのですが…
といった感じでゲームをクリアしました。
ここまで触れてきませんでしたが、難易度はノーマルとハードが選べます。
最初にノーマルでプレイしましたが、かなり簡単でした。
いろいろ調べながらやっていたので数回はやられましたが、逆に言えば7ステージがあって、その程度でした。
あとはボリュームがちょっと少なかったですかね。
1ステージあたり10分くらいはかかるんですが、ステージ中に「何もない」部分がやたら多かった印象です。
ただ歩いて進むか、ちょっとジャンプするだけで、敵もいないし仕掛けもない、というところがずいぶんあり、その間は「アクションゲームをしている!」という実感がそれほどありませんでした。
背景も凝っているんだか凝っていないんだか、という感じで荒唐無稽な部分も多々ありましたしね。
そんなわけで、クリア自体も2時間程度で終わってしまいました。
ただ敵キャラなどは一応会社員設定が活きていて、そこにファンタジーが程よく混ざっていたんじゃないかなと思います。
やられた時は段ボールをまとめて解雇されたようなグラフィックになるなど、細かい点もこだわりを感じます。
値段的にはもう少しボリュームが欲しかったですが、軽いアクションゲームをサクッとやるにはちょうどいいゲームだったかなと思いました。
クリア後に、難易度ブラックが追加されましたが、どうやらライフが1になるだけで他は一緒のようでした。
ちなみにジムの母親は、父親を見限ったあと、ラスボスである社長とくっついたのに、ストーリー的にはほとんど触れられることはありませんでした。
けっこう重たいことだと思いますけどね。
過去ゲーム紹介記事
【同じく社長を目指すゲーム】