Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「ごめんね、NPCなので」です。
コマンド式のRPGです。
ゲームのあらすじと概要
ゲームの舞台は、ごく普通のファンタジーです。
魔物がいるんで勇者募集、という立札が王国から出されたというベタ展開です。
主人公のジャックは、褒章がもらえるということで勇んで城に向かいますが、結局は勇者になれず、NPC(ノンプレイアブルキャラクター)としての扱いを受けます。
RPGのお約束通り、NPCの家なので、勇者が勝手に上がってアイテムを奪っていきます。
ジャックの家にも、ラルフがため込んだお金を奪っていってしまいました。
そこで、ジャックはお金を取り戻すために勇者ラルフを追いかける旅に出ることにしました。
コマンド式RPG
ゲームはシンプルなコマンド式RPGです。
RPGツクールで作られているようです。
道中は、とにかく平凡なNPCであることを強調され、それ絡みのネタばかりです。
なので、町の人も基本的には冷たいです。
勇者じゃないと会話もできないし、人の家のタンスも調べられないし、ギルドでクエストを受けることもできません。
ただし、NPCであるがゆえに、「NPCの証」というアイテムを使うと、「エンカウントが一切なくなる」という機能があります。
仲間も増える
NPCに仲間という概念があるのかわかりませんが、一応仲間が増えて4人パーティになります。
プレイ動画はこちら
本作は1時間足らずでクリアできるものとなっています。
オチありで2本の動画でまとまっているので、良かったら見てください。
感想まとめ
このソフトのお値段は500円以下です。
それを前提にすれば、まあこんなものか?という感想です。
先に述べたように、プレイ時間は1時間もかかりません。
キャラクターのレベルは一桁で終わりますし、武器防具も基本的に装備箇所ごとに2種類ずつのみ。
敵も、ボスを入れて10種類くらいしかいないんじゃないかな。
ボリュームは少ないとニンテンドーショップにも書かれていたので、覚悟はしてましたけどね。
ネタは「NPCなのに勇者に負けず頑張っている」の一点突破なので、それが受け入れられるか、楽しめるかどうかで評価が変わるでしょう。
私はあまりゲームのくどいコメディ要素って好きじゃないからなあ…
もう少しボリュームがあることを期待してましたが、ストーリーは一応成り立っていますし、フラグ回収などもあったので、その点はよかったと思います。
ワンコインくらいのゲームって、ボリュームは少ないのが前提ですが、アイディア勝負で化けることがありますよね。
前にはまった「島の民」も確かそれくらいのお値段でした。飽きるのも早かったけど。
そして、島の民については記事を書いていなかった…
あとこのゲームの評価とは別ですが、久々にコマンド式の戦闘&装備を買ってアイテムを使って…というシンプルなRPGをやったのが、個人的には楽しかったです。
最近やったRPGってポケモンかLOOPHERO、ダンジョンエンカウンターズくらいなので、こういうオーソドックスなタイプもたまには面白いですね。
ダンジョンエンカウンターズはコマンド式で装備もありますがスキルがないし、ポケモンも装備強化ないし…
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