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【Switchゲーム紹介93-2】「グノーシア/GNOSIA」ネタバレ編。ループを終えた…

Switchゲーム紹介のコーナー。

今回は「グノーシア」について2回目です。

ネタバレというか私なりの考察も含みますのでご注意ください。

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前回までのあらすじ

ループしていく宇宙で、100回ほどのループを繰り返す主人公とセツ。

しかし、ゲーム開始時のセーブデータを誤って上書きしてしまったことにより、私自身がループに取り込まれるというオチを迎えました。

www.gk-gk21.com

 

しかし、このゲームはよくできていて、続きが気になりました。

そこで、再び100回以上同じループを繰り返し、エンディングを見るまで最初からプレイを再開したのでした。

 

キャラクターそれぞれの正体など

ここからはグノーシアをやったことがないと、キャラ名などがよくわからないと思います。あと、細かい設定は忘れたのでだいたいで書いています。

 

セツ:主人公とともにループを繰り返していたが、最後には脱出。

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ジナ:軍人。割とまともな人で、特に変なところはなし。

コメット:体にまとった粘菌に守られていないと死んでしまう星で育った。

 

ラキオ:天才。「銀の鍵」を最初に持っていたが、奪われたのでループしている認識はない

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沙明:実験動物のボノボ(類人猿)に囲まれて育つ。同じような実験動物のオトメに厳しくも優しい。

オトメ:人工的に知能を植え付けられたイルカ。

夕里子:人々を肉体から解き放ち、脳を電子データ化する巫女。グノーシアとやっていることは同じ。

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シピ:体を猫にするため、今は首から猫が生えている。猫になれたらしい。

ジョナス:今乗っている宇宙船の船長。昔は活躍したらしいが、今は少し病んでいてアムロの父のようになっている。

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ステラ:擬知体(?)と呼ばれる人工知能が人型をしており、正体は宇宙船のナビシステムのLevi。

しげみち:リトルグレイのようであるが、全身を怪我したことによる人工皮膚。

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SQ:SQの母親(=マナン)が、自分の子供の肉体を乗っ取って宿ったもの。ただし、グノーシア汚染されているときは母親の人格で、人間のときはSQの消されたはずの本来の人格が表れている。

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レムナン:SQの母親に、愛玩動物として虐待を受けていたことがトラウマになっている。血縁上は、SQの父親にあたるとされる。

ククルシカ:人形。中身はマナンになる。

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ストーリーについて(合ってるか不明)

ラキオが銀の鍵を持っていたが、主人公が手に入れた結果、活性化してループが始まってしまった。

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銀の鍵は活性状態になると、宿主に寄生する。

銀の鍵の目的は「情報収集」にあり、情報がいっぱいになるまでループをさせることになる。

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今回はグノーシアがいない世界であり、ここでセツが銀の鍵に寄生されなければ、ループはしないまま世界が続く。

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しかし、この世界線では、宇宙船の事故によりセツが致命傷を負う。

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主人公はセツを救うために、セツが持っていた銀の鍵を活性化させ、ループに入った。

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そうして、銀の鍵を情報で満たすために、何度も何度も人狼ゲームを行い、乗員全員の情報を埋めていくことになった。

情報を埋めたことで、銀の鍵は満たされてループを終える時がきた。

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一方、主人公は存在自体が「バグ」であった。

すでに瀕死の重傷を負って眠っていたが、ループによって二人の主人公が同時に存在していた。

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主人公同士が出会ってしまった場合、その宇宙は崩壊してしまう。

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二人の主人公がいたものの、これまではグノーシアが「Day0」に一人を抹消していた。

そのため、毎回「Day1」からスタートし、かつグノーシアが存在するループにしかたどり着けなかった。

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ループを終えるには鍵を使って空間上にトビラを開き、そのトビラの向こう側で新たに鍵をかける必要があった。

つまりセツも主人公も、二人同時にループを抜ける方法がなかった。

また、セツの持っている銀の鍵はまだ未成熟で、彼女のループは終わらない。

そこで、「グノーシアがいない世界」で、セツがもう一人の主人公の肉体とともにトビラの向こう側に行き、鍵をかけることになった…

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こうしてセツの犠牲によって、主人公はグノーシアのいない世界でループから脱出した…

そしてエンディングでは、それぞれの人が将来どうなったかがモンタージュされます。

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しかし、セツのことは全員の記憶からも消えてしまいました。

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真エンディング

では終わりませんでした。

再びループした世界で、主人公とセツが両方救われる形を目指します。

ゲーム的には、クリアデータを保存した状態で、違うセーブデータで新規スタートをする必要があります。すると「映画で~~」という選択肢が追加されています。

これによって「セツの持っていた銀の鍵」の情報が満たされます。

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すべての記憶と解決方法を考え出したセツが、一番最初のループ(SQがグノーシア)で解消させます。

まずSQ=グノーシアということは、今のSQの中身は母親であるマナンです。

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マナンは肉体を維持するために、自分の子供に人格を移植して生きていた。

そこで、セツはマナンに対してコールドスリープではなく、別の体に移るように提案する。

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そこで、コンテナにあったもうひとつのククルシカ(人形)にマナンの人格を移転することを提案します。

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人格移転は困難ですが、マナンがいなくなっても誰も困らないようです。

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そしてもう一つの条件をセツが提案します。

それは、トビラを開いたらククルシカ=マナンが向こう側に行き、トビラを閉めてきてほしいということ。

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ループはセツにとっては苦行だったが、永遠に生きたいマナンにとっては望ましいもの。

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マナンも結局、その条件をのみ、セツの銀の鍵は消滅。

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主人公は、あくまで「別の次元から、意識だけを繋いでいる」ので、ここでループが終わったセツとは、同じ世界線で暮らすことはできません。

主人公の名前を変えてます(セーブデータが違う)が、要は意識だけ通常エンディング側のセーブデータ(次元)から繋いでいるようです。

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セツはこの世界で、主人公は通常エンディング(セツの記憶は全員から抹消済)の世界で生きていくことになるのでしょう。

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そして最後のカウントダウンが始まります。

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さようなら。

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感想まとめ

というわけで、お互い別の道になってしまうという切ない終わり方でした。

完全に理解したわけではないですし、上の解釈なども少し間違っているのかもしれませんが…

コンピュータ相手に人狼ゲーム??と少し馬鹿にしていたのですが、それは撤回しないといけないですね。

結局、前回は100ループちょいでセーブデータが消えましたが、通常エンドを見るまでには160ループくらいだったと思います。

なかなか、全員と絡まないと情報収集できませんし、場合によっては特定の人物をスリープさせる、生存させるなどの条件もクリアしないといけないので、少し苦労しました。

 

しかしながら、一度セーブデータが消えたのをやり直してでも、なお面白いゲームでした。

 

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