くさやに挑戦してみました。
ネタバレ:くさい。
くさや。
以前も行った離島キッチン(離島のアンテナショップ)にて、10%オフで並んでいたので買ってみました。800円くらいだったかな。
くさやというものの存在は知っていて興味はありましたが、食べたことなかったんですよね。
そもそもどこで食べられるか、考えたこともありませんでした。
くさやについては、最後に書くとして…
成分表がこちら。
伊豆諸島の新島名物のようですが、あじは鹿児島県産。
そして「くさや液」という明らかに臭そうなものと、食塩のみです。
くさやというのは液体なのか?
箱の時点では、全く臭いはしませんでした。
次に、ガチガチの真空パックに入っていたのですが、この時点でもまだ平気。
しかし、真空パックから解き放つと、一気に本気を出してきました。
臭いの系統的には、ゴルゴンゾーラチーズですかね。
ただゴルゴンゾーラチーズは食べないとそれほど臭いが強くないですが、くさやは存在するだけで放出しています、臭いを。
焼きくさやとは書いてありましたが、焼いた方がいいかなと焼き始めました。
うーん、けっこう臭いが…
少し熱した辺りで、臭いにも少し慣れてきました。
そのまま食べてみましたが、食感は普通にアジの干物と似たような感じ。
臭いもすでに鼻が慣れてはいたので、思ったほどではありませんでした。
しかし、この臭いは無くせるのか?と気になったので、いろいろフライパンに追加。
レモン。
にんにく。
これらのエースたちでは消臭効果は見られませんでした。
玉ねぎも投入してみましたが、無力。
最後はアルコールも(少しですが)入れてみましたが、もはや何も感じないくらいでした。
それでは感想まとめ。
単独の臭いの強さは大丈夫ですし、全く好きな臭いではありませんが、かといってものすごく嫌いなわけでもありません。
味は干物とそれほど変わらないので、食べると良くも悪くも干物です。
ただ臭いがものすごく残るのが気になります。
換気扇を回し、寒いのに窓も開けて1時間ほど換気してみましたが、それでも部屋中にまだ臭いが残っています。
数々の調味料にも打ち勝つほどなので、一般家庭では後悔することになるかも。
一日経っても駄目だったら、窓全開で小旅行にでも出ようかな…
味が普通ということも考えると、今後また買って食べることはおそらくないでしょう。
普通の干物だったら、臭いなどの余計なことを気にしないでいいですし…
これでくさやの方が安いとか、体にいいとかあれば別なんですけどね。
まあ日本の文化のひとつですし、話のタネにはなって良かったと思います。
※一晩、窓全開&換気扇によって、やや臭いはなくなりましたが、それでも換気扇を止めると部屋中が臭います。
最後に、くさやについて。
くさや液というのは発酵した液体で、魚をこれに浸した後に天日干ししたものをくさやと呼ぶそうです。
郷土は主に伊豆諸島。
ネットで調べると嘘か本当か、マンションでは近所迷惑になるから食べてはいけないとか、臭いでハエが沸いたとか、恐ろしいことも書かれています。
その辺り、翌日以降に実害が出たらまた記事にしたいと思います。