食生活というより、食事の方法、つまりは食べ方ですね。
最近…と言っても気が付いてから数年経っている話です。
一人暮らしが長いせいか、そこに輪をかけて友達がいないせいか、コロナ前からここ10年くらいは「孤食」が基本です。
それで食べる内容の偏りは仕方ないとして、食べ方に問題があるように気が付きました。
外食だろうと自宅だろうと、食事中に口の中が空になることがほぼありません。
目の前に食事がある状態であると、常に口の中に何か入っていて、90%くらい飲み込むと、もう次の分を口に運んでいます。
これはきちんと味わっていないのではないか?ということですね。
原則、私にとっての食事は味は二の次で、「栄養補給」がメインと考えているものの、特に外食の場合は味も楽しみたいもの。
この適当な食べ方では、本当に味を楽しんでいるとは言えないような気がしてきました。
また、こうなると食べる時間も基本的に短めです。
ただし、それでも量を食べるわけではないので「早食いは満腹中枢の認識が遅れて過食になりがち」ということはなさそうです。
他人と食っていると、(嫌でも)会話等が必要になるため、一回一回きちんと口に運んでいます。
これはこれで、「(嫌でも)」な場合には、味がしないんですけどね。
結論としては、一人でももう少しきちんと食事を楽しもうと思います。
と、書いてみたものの、楽しむというとも違うかなあ。
食事をきちんと味わうですかね。
豊かな生活というのはそういうところから始まるような気もします。