大地の芸術祭2022について書いていく、連続シリーズ。
まずは「清津峡トンネル」です。
私が時々行く「日本三大〇〇」のうち、三大渓谷のひとつだそうです。
越後湯沢から清津峡へ
越後湯沢駅でレンタカーにまたがり、清津峡トンネルへと向かいます。
上に写真を貼ってますが、インパクトのある写真ですね。
だいたい30〜40分くらいかかりました。
最寄りの駐車場は無料で停められますが、結構狭く20~30台くらいでいっぱいでしょうか。
車を停めて、5分ほど歩いていきます。少しですが飲食店もあります。
道中、清津川の流れを上流していきます。
まさに渓谷って感じですね。
値段について
撮り忘れましたが、受付に「検温スポット」もありますので、ここをクリアしないと入れません。
「大地の芸術祭」パスポートは4,500円(早割で7月29日まで3,500円)しますが、ここはそれとは関係なく1,000円かかります。
ただし、パスポートを持っていれば、500円に割り引かれます。
なお、オンラインで大地の芸術祭の引換券を買った人は、ここの受付で原本と引き換えることもできます。
トンネルの中へ
さて、トンネルに入っていきます。
iPhoneで撮影すると少し明るく見えますが、実際はもっと暗いです。
道中はこんな感じで、薄暗いところをライトアップのように様々な電飾に従って歩いていきます。
進路に向かって左側に、時々展望スポット。そのほかに渓谷に関する解説などがあります。
最初の展望スポット。
トンネルの向こうには川を隔てて岩肌が見えます。
さらに進むこと数分。
2つ目はアーティスティックなトンネルです。
渦巻くような形をしており、その真ん中に鉄製のドーム状の小さな小屋が経っています。
この小屋ですが、実はトイレになっています。
ウォシュレットなど、意外と新しく綺麗でした。
ちなみに中に入るとマジックミラーになっています。
このドームを撮影する人は多いのですが、用を足しながらカメラで撮られている気分を合法的に味わいたい人向けには最適です。
私の時はおじさんが熱心に撮影していました。(トイレの中からの画像)
そして続いてがこちら。
トンネルの壁に謎のオブジェクトとライトアップです。
最深部
更に進み、最深部を目指します。
まあ道中は暗いだけなので、さっさと行くと、奥にはこちらの景色です。
トンネルの切れ目と、そこに水が張られており、外の景色がくるりと反射しています。
(ちょっと水面が乱れていたのと、曇りだったので薄暗めですが)
一番奥まで歩いて行けますが、混んでいるときは譲り合いが必要です。
また、一番深い部分で15㎝くらいあるそうなので、履物によっては注意してください。
トンネルぎりぎりまで行くと、外の様子がよく見えます。
ここでも長い年月で削り取られたであろう岩石の様子を見ることができます。
感想まとめ
そんなわけで、来た道を戻ります。
往復で1.5㎞くらい、駐車場から含めれば往復4㎞くらいはあるんですかね。
トンネル内はソフトバンクは電波が飛んでませんでしたし、トイレはマジックミラーのものしかないので、体力や膀胱に自信のない方は要注意です。
トンネルというのは、何かを切り取るのに適しているなあと感じました。
昔過ぎてブログ記事にもしてませんでしたが、神奈川県のユーシン渓谷で、真の暗闇であるトンネルを歩いたことがあります。
トンネル自体は通常暗いのですが、そのおかげで「出口」の魅力がぐっと高まります。
また独特の半円型の視界というのは、視界を限定することで、来た人に同じ景色を見せることができます。なんてことを思いました。
といいつつ、壁面にも何か描いてあるんですけどね。
帰りがけ、駐車場とトンネルの間のカフェ「エントランスPeriscope」に寄りました。
アイスコーヒー(400円)はまあ普通の味でしたね…
この日はいろいろ食べるつもりだったので我慢したのですが、おとなしくソフトクリームを食べれば良かった。
お土産も少し売られていますし、2階には足湯もありました。
私は準備もなかったので入りませんでしたが、歩いて疲れた人にはいいのでは。
そんなわけで、まずは「清津峡渓谷トンネル」でした。
連日投稿するか分かりませんが、大地の芸術祭編はまだ続きます。
日本三大渓谷
ちなみに日本三大渓谷の残りは「黒部渓谷(富山)」と「大杉谷(三重)」だそうです。
黒部渓谷はダムなどで名前を聞いてましたが、大杉谷は知りませんね…
徒歩で行くと5時間くらいかかり、滑落事故なども起きる危険な場所だそうで。
まずは黒部ダムに行ってみたいなあ。
似たようなところ(過去記事)