大地の芸術祭について書いていく、連続シリーズ。
4回目は森の学校「キョロロ」です。
ここは大地の芸術祭要素もありますが、メインは学びの場ですかね。
森の学校「キョロロ」
森の学校「キョロロ」ですが、十日町市の里山科学館となっています。
地区で言えば、「松之山」に含まれるそうです。
キョロロという名前ですが、この辺りに生息する野鳥「アカショウビン」の鳴き声が「キョロロロロ」と鳴くことに由来するそうな。
この真っ赤なボディ(逆光で見づらいですが)は、赤さびだそうで。
中は生物を学ぶ博物館
さて、キョロロですが森の学校という名前の通り学びの場であって、主にこの松之山地域の自然の多様性などを学ぶ施設です。
どちらかと言えば小中学生向けかなと思いますが、大人でも生物好きなら十分楽しめると思います。
私はそれほど生物好きというわけではありませんで、展示で最も関心したのはこの地域の積雪量を実寸大の棒グラフにしたものです。
4~5m級はやっぱりすごいですねえ。
塔に登る
さて、キョロロに向かって左には、高い塔が見えていました。
こちらは展望台で、登ることができます。
ただし、30m・160段の階段で、しかもかなり暗いです。
階段はそれ自体を作品としているようで、足元をわずかに照らしている程度です。
少し壁面にライトもありますが、蛍より弱いくらいなのでほぼ見えません。
30mというと、ビルで言えば7~8階くらいでしょうか。
普段ならまだしも、松代エリアで歩き回った体には少し堪えました。
登り切れない人もいるかもしれませんので、展望台からの画像がこちら。
遠くの木々まで見渡せます。
ただあくまでガラスの中で見ているので、外の空気は感じられず解放感はそれほどでもありませんでした。風を感じたかったですね。
ここで見つけた大地の芸術祭看板はこれくらいだったかなあ。
他にもあったかなあ。
ただこの作品も、作品なの?という感じです。足下に水はあるのかもしれませんが…
生き物たち
さてキョロロですが、蛇・トカゲ・カエルの類が飼育されていました。
画像のみ貼っておきますので、苦手な方はスルーしてください。
こういうところでは珍しく、ヘビが動き回ってました。
近くの美人林
キョロロの近くには「美人林」という林もありました。
中に入ると出るまでに時間がかかりそうなのと、ほぼ同じタイミングで着いたおばさん達(たぶん美人)が大変楽しそうに歩いていたので、落ち着いた森林浴はできなさそうで断念しました。
木々は立派ですけどねえ。
感想まとめ
キョロロについては、アートというよりは自然博物館でしたね。
子ども連れには良いかもしれません。
カエル好きにも良かったですが、大地の芸術祭ということを考えると、時間(と体力)をキョロロに使うより、別の会場に行くのもアリだったかなあ。