このブログは古今東西の書物を読んだ感想を綴るブログです。
嘘です。古今は時々ありますが、東西は東洋日本しかないですしね。
夏の風物詩
夏休みの宿題と言えば、自由研究と絵日記と読書感想文というイメージです。
最近小学生をやってないんで、最近のことは知りませんけどね。
私自身、小学校のときに絵日記の宿題はなかったはず。
自由研究と読書感想文は小中でありました。
さて、夏休みに入る時期になるといつも「子どもの宿題に読書感想文は不要」論を散見します。
書き方が分からない、意味がない、本が嫌いになる、などが主な理由でしょうか。
一理はありますが、一理しかないかなあという印象です。
書き方が分からないのは、基本的に自由でいいと思っています。
ただ、相手が読んだことのない本の感想を伝えるわけですから、あらすじはある程度必要。
また、感想文ですので、自分がどう思った・感じたかを書くことも必要です。
「本を読んで何を得たか」などは意識高い系なので、そこまでは要らないかなあと。
意味がある・ないでいえば、文章を書く練習にはなるんじゃないでしょうか。
私も年齢を重ねるにつれて、若者の単語・スタンプ・画像・動画文化に触れると、少し不安に思うことがあります。
宿題という強制力で、少し文章を読んで、それに対して文章を書くという作業は必要なんじゃないかなと思います。
その結果として本が嫌いになるなら、それは仕方ないというか、その子の視野の狭さかなあと。
1冊読んで感想を書けくらいで嫌いになる子は、きっと元々嫌いでしょうし。
絵日記を強制したら絵が嫌いになるかもしれません。
大人げない話
このブログも時々「読書感想」を書くことがあります。
昔はあまり定まってませんでしたが、だいたい①あらすじ、②感想、③関連して思ったこと(私が思った本のテーマなど)の3本立てで、1000文字前後です。
③は過去に書いていた場合などには書かない時もありますが。
1000文字というと原稿用紙にすれば2枚半ですが、改行や言い回しを変えることで3枚だろうと4枚だろうと水増しできるくらいの文字数です。
あらすじは読み返す必要がある場合もありますが、だいたい1000文字くらいの感想記事ならば20分前後で書けるスピードです。
大人と小学生の差、手書きとキーボードの差はありますが、読んで感想を書くだけならば1日あれば十分おつりがくる時間です。
それくらいは40日間も休みがあれば、1日くらい本を読んで感想を書いてもいいんじゃないかなと思います。
ドリルだとかその他宿題は毎日分割した方がいいと思いますけどね。
そんなわけで、もっと本を読んで意見を書くというのは身近にした方がいいんじゃないかと感じた次第です。