Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「フィスト -紅蓮城の闇」です。
全く事前情報を知らずに買ったので期待してませんでしたが、かなり楽しめました。
ゲームのあらすじなど
紅蓮城は九龍城のように、ひとつの都市のこと。
モフミンと呼ばれる動物系種族が暮らしていましたが…
ある日、突如襲い掛かってきた機械の体を持つ「鉄犬」達に乗っ取られてしまいました。
主人公のレイトン(ウサギ)は6年前まで兵士でしたが、今は隠居生活。
しかし、友人が攫われたことをきっかけに、紅蓮城を鉄犬から取り戻すため、再びフィストを背負って立ち上がった。
フィストは背中にしょいこむ大きなこぶし。
これで敵を殴りつけたり、つかんで投げたりします。
ゲームシステムなど
改めて、主人公はレイトンというウサギです。
ゲームのウサギはかわいらしさが売りですが、ここではハードボイルドです。
基本的には2Dアクションです。
Yで弱攻撃、Xで強攻撃、Bでジャンプ、Rで奪取など基本的な操作です。
ただ、話が進むと武器の切り替えもできるようになります。
下は変形ドリルによる攻撃。
装備が手に入ると、できることも増えていきます。
例えばドリルはプロペラに変形できるので、滑空したり上昇気流に乗ったりすることも可能です。
攻撃はコンボが可能で、これが本作の魅力のひとつだと思います。
下は練習のためコマンド表示されていますが、これくらい繋がります(難しいけど)。
装備だけでなく、能力も徐々に増えていきます。
新たな攻撃方法を手に入れたり。
移動方法が増えて、行けるところが増えたり。
道中は雑魚敵もいますが、ボスも多く存在します。
ゲームはメトロイドヴァニア方式。マップはかなり広大です。
ただ次の行先は「!」で示されていて、大まかな場所は分かるので、そこまで迷いません。
またスキルツリーがあり、成長要素もあります。
主にはコンボの回数増加や、必殺技の強化などです。
キャラクターとの会話も充実しています。
名のある人物(動物)は少ないですが、けっこうキャラが立っています。
動画はこちら
冒頭のストーリーから少しプレイした動画はこちら。
感想まとめ
全然期待せず買った(失礼)というのもあるのですが、かなり楽しめました。
まずは圧倒的にボリュームがあります。
そして難易度も程よい難しさ。
最初のうちは順調ですが、後半のボスは初見どころか10回以上やっても倒せないものも。
個人的に最強は、ラスボスではなく横綱型ロボットでした。
細かい部分もかなり丁寧です。
例えばステージに散らばったポスターを集めると、武器の塗装ができます。
性能は全く変わりませんが、こうした遊び要素があります。
過去のボスと戦えるシステムもあるのですが、これもゲーセン(ストリートファイター2)風にアレンジ。
主人公がウサギである必要があったかは分かりませんが…
かわいらしさに媚びず、ひたすら硬派なストーリーです。
強いて悪かった点を挙げるとすると…
コンボがあるんですが、ボスにはスーパーアーマーが付いていることがほとんどで、あまり生かしきれませんでした。
一方で雑魚敵はフルコンボを決めるほどHPがなく…コンボの練習をさせられたものの、そこまで披露することがありませんでした。
これは私のプレイヤースキルの低さのせいかもしれませんけどね。
あとは背景が完全に3Dなのに足場が2Dで、錯視のようで気持ち悪い部分がいくつかあったかなあ。
ただ本当にボリューミーで、コスパという意味でも十分です。
クリアには30時間弱かかり、メトロイドドレッド以上でした。難易度もメトロイドドレッドよりは難しかったですね。
「ENDER LILIES」よりは少し易しかったかなあ。(過去記事もご覧ください)
明らかに続編を期待させる終わり方でしたので、続きそうな感じもします。
過去記事(メトロイドヴァニア特集)