地獄覗きはどれくらいメジャーなんだろうか。
鋸山と僕
千葉県南部の富津市・鋸南町にまたがる鋸山(のこぎりやま)。
標高は329mと低いのですが、千葉県は日本一平均標高が低いので、最高峰のひとつと言っても過言ではありません。
子どもの頃から何度か登ったことはあり、ここ10年でも3回登っていますが、全てロープウェーを使ったもの。
今回は最初から徒歩で登ってみることにしました。
浜金谷駅から登山口へ
JR内房線の浜金谷駅まで向かいます。
千葉駅で乗り換えて、さらに木更津駅で館山行きに乗り換えで、ちょっと面倒な感じです。
浜金谷駅から登山口までは歩いて5分ほどです。
大雑把に言えば、改札を出て左方向に向かいます。
営業しているのか不明ですが、肉屋と薬局の間を左折します。
その後は、だいたい道なりで進んで行けば登山口にたどり着きます。
そこから更に数分進むと、3方向に分かれています。
右は鋸山には関係ない?ようです。
真ん中は階段でハードそうなので、左に進みます。
山を登っていく…
そこからしばらくは舗装された平坦な道が続きます。
そしてトンネルがありますが、登山するなら左です。
そこからは、本格的に山道になっていきます。
5分ほど進むと、「車力道」と呼ばれる辺りへ。
鋸山はそもそも産業として石を採掘していた山なのですが、山の上で削り出したブロック状の石を、猫車(リアカー的なもの)で転がして下ろしていました。
1本80kgくらいあるものを2〜3本積んで下すというのが、そしてそれは女性の仕事だったそうです。
けっこう急なところもありましたけどねえ。
途中で分岐もありますが、基本的に1本道。
私はもらいませんでしたが、駅前などで案内図がもらえるようです。
猫丁場は、猫に興味がないので行きませんでしたが、猫がいるようです。
その後、岩舞台と呼ばれる広場へ。
肝心の舞台らしい場所を撮り忘れましたが、石が削られて垂直な壁のふもとに、平らな部分とちょっとしたベンチなどが置かれています。
イメージは↓みたいな感じ。
あまりこういう岩壁の下に立つ機会もないので、圧巻ですね。
ここまででだいたい30分くらいです。
山道を歩き慣れていない私には、それなりに登りがあってきつかったですが、疲労の原因はマスクをつけっぱなしだったせいかもしれません。
朝9時頃に行ったのでほぼ誰もおらず、別にマスクも必要なかったですね。
思ったより長くなったので続きは後編で。