前回までのあらすじ。
ヒューマン族に敵対する、ガイア族の住まうノコギリ山。
村の言い伝えによれば、山頂では伝説の金属・メタリウムが採掘できるらしい。
採掘に必要な黄金のつるはしは東のドワーフから手に入れた。
後はメタニウムさえ手に入れば、魔王城の門を打ち砕く、メタ・キャノンが作れる。
我々パーティーは、命を賭して危険な山登りを続けるのだが…
前回までの嘘あらすじを書きましたが、脳が働かないですね。
本当の続きはこちらから。
その後、分岐点がありました。
これまでは道なりでしたが、ここからは少し分かれるようです。
分岐からさらに数分登ります。
急な部分には手すりがあります。
この時は空いてたのでいいですが、すれ違うのはきついくらい狭いところもあります。
そして登りはじめて約30分。
ここが「ラピュタの壁」といわれるところです。
そりたつ壁は数十メートルの高さはあるでしょうか。
ここまでの人工的な岩面というのは、なかなか見たことがありません。
どうやって切り崩したんですかね?
柵があるので安全です。
さらに10分ほど登ると「日本寺」というお寺があります。
有名な「地獄のぞき」は日本寺の境内にあるのですが、入場料が700円かかります。
子どもは400円だったかな。
現金のみなので注意してください。
日本寺に入ると、巨大な岩観音がお出迎え。
寺と言っても山寺なので、境内と言えどアップダウンはかなりあります。
階段やコンクリートで整備されたところがほとんどですが、個人的には香川県の「金比羅山」よりはきつい印象があります。
地獄のぞきは入場したところから、境内を5分ほど進むと現れます。
この出っぱった部分が地獄のぞき。
昔は左側と繋がっていたらしいです。
高いところが苦手な人は駄目かもしれませんね。
そこからの景色は、自分の目で確かめてくれ!
というのも不親切なので、こんな感じ。
風が強い上に小雨で手も湿っていたため、スマホを落とすのが怖くてあまり撮影できず。
ここで満足したのですが、下山しなければなりません。
来た道を戻ることも可能ですが、寺の人から「修学旅行生が300人くらい登ってくるんですよ」と言われ、退路はないことを知りました。
あの細い道で300人とすれ違うのは不可能…というより、一方通行でも登れるのだろうか?
まあまずは日本寺内を徘徊します。
ここの目玉はこの大仏です。
座っている仏像としては日本一らしく、30mくらいの高さがあります。
鎌倉の大仏が18mくらい(うろ覚え)なので、その差は歴然。
かえるとの差も明確です。
ただし、こちらは横から入れるとか、コクピット部分はありません。
そのあとも、日本寺内はかなりの階段によるアップダウンが続きます。
また、羅漢像がかなりありますが、廃仏毀釈の影響で頭部を破壊されたものがかなり多めです。
あまり見たことのない「聖徳太子」の像も。
今は厩戸王子?と習うのでしたっけ?
大仏前で10分ほど休みましたが、15分ほどかけて日本寺の西口に着きました。
ロープウェイで登ってくると、ここから入ることになると思います。
逆にロープウェイで帰るには、ここから出る必要があります。
西側から歩いて10分、ロープウェイの駅があります。
一応、山頂とはかかれていますが、嘘山頂です。
実際は全く逆方向にあるそうですが、大変なだけで景色も地獄のぞき程ではなく、わざわざ行く人も少ないそうです。
ロープウェイの売店で地獄アイスを食べる。
竹炭の色だそうですが、味は割と普通のバニラです。
帰りは楽してロープウェイ。
4分ほどで一気に下れます。
下山後の食事
ロープウェイから降りて、周辺の様子。
駄菓子屋のようですが、この日はやってませんでした。
こちらは孤独のグルメでも紹介された店。
が、たぶん人気が出た「歪み」なのか、ランチをやめて夜間営業のみになったようです。
こちらのさすけ食堂も有名ですが、この日は定休日。
黄金のアジフライを食べたかったのですが…
仕方ないので、歩いて10分ほどにある東京湾フェリーの港、そこのザフィッシュという商業施設内にある「船主」という寿司屋に入りました。
寿司は回転してませんでしたが、タッチパネル式で注文できるので、楽でいいです。
握りセットと、鯨の寿司を注文。
生の鯨は久しぶりですが、やはり美味いですね。
馬肉に近い感覚です。
あと、アジフライもあったので頼みました。
400円くらいする高級なやつ。
ザ・フィッシュではバームクーヘンで有名な見波亭というお店が入っています。
鋸山バームクーヘンはよく食べるので、生菓子であるタルト的なものを買って食べました。
美味い。
感想まとめ
感想まとめ。
低い山ではありますが、久々の山登りの私にはそれなりにきつかったです。
特にマスク着用していたころは。
結局、登山口~地獄のぞき~大仏~ロープウェイまでは、おおよそ2時間程度でした。
ちょうどよい運動ですかね。
低い山ではあるものの、すぐに海・東京湾があるため、景色はいいと思います。
また周りも低いので、気分的にはかなり高い山に登ったのと変わらないというか、相対評価で考えれば普通の山感覚。
そり立つ岩の壁は珍しいですしね。
下山後は、たまたま営業日ではなかったものの飲食店・温泉などがいくつかあるので、そういった楽しみも可能です。
また、JR駅まで徒歩10分弱ですし、久里浜まで船で渡ることも可能です。
アクセス面で言えば、高尾山程度には整っているんじゃないでしょうか。
というわけで、鋸山登山でした。