佐賀では、嬉野温泉に泊まることにしました。
キレイになるのは、あたし自身のためさ。
交通アクセスとシーボルト
日本三大美肌の湯と呼ばれる嬉野温泉。
ちなみに他は、斐乃上温泉(島根)、喜連川温泉(栃木)だそうです。
ひのかみ温泉は聞いたことがありませんでした。
さておき、嬉野温泉は、佐賀県の南西辺りに位置しています。
佐賀駅や佐賀空港からは、車で1時間30分くらいかかります。
その他、佐賀空港や武雄温泉(駅から30分くらい)からバスも出ています。
2022年9月には九州西新幹線が嬉野温泉駅に停まるようになったそうですが、JR駅から温泉街は歩くと20~30分かかるようです。
温泉街らしく、飲食店や旅館・ホテル・民宿などが立ち並びます。
人はそれほど多くありませんでしたが、街歩きしたり何か食べたり…というのは十分できそうです。
お土産物屋はほとんど見かけませんでしたが…
名物のひとつはシーボルトの湯。シーボルトも訪れたそうです。
シーボルトをそこまで深く知りませんが、江戸時代=鎖国時代の医者で、シーボルト事件というものに巻き込まれています。
シーボルトの湯は、大人420円のいわゆる大衆浴場のようです。
今回は宿で温泉に入るため中には入りませんでしたが、洋館風建築が非常に目立ちます。
「シーボルトのあし湯」は本当なのだろうか?
温泉湯どうふ
宿でもらったランチマップを見ると、「温泉湯どうふ」のお店がいくつか見受けられました。
何でも、嬉野温泉の湯で豆腐を煮込むと、いい具合のとろとろな豆腐&汁になるそうです。
気になったので、今回は「宗庵よこ長」という温泉湯どうふ発祥の店に行ってみました。
道の角っちょにあります。
ちゃんと湯どうふが前面に押し出されています。
お値段も1000円代で、手が届きやすい価格です。
日曜日の17時頃に訪れましたが、その時点でほぼ満席。
その後もひっきりなしにお客さんがきて、待ちも出ていました。
さて、注文です。
特選湯どうふ定食が一番スタンダードそうなので、こちらを選択。
合わせて、嬉野名物のお茶を使った麴酒というのも頼んでみました。
こっちは私の繊細さから程遠い味覚&嗅覚では、お茶感はよく分かりませんでした。
湯どうふの美味しい食べ方ですが、ポン酢ではなく、既にスープには味がついています。
ただ、具材には別途タレを付けて食べるそうです。
どん。
こちらが温泉湯どうふ。
確かにとろとろしているようです。
豆腐がほんのり甘め、そして汁がほんのり塩味で、これは美味しかったですね。
反対に、エビや野菜をつけるタレは甘タレっぽい濃い味付けで、これはこれで美味しかったです。
タレに豆腐をつけるのもアリ。
温泉街の様子
よこ長で食べる前後、少し嬉野温泉街をふらふらしました。
こじゃれたお店もありました。
少し歩けば、コンビニやファミレスなども。
あとは神社も街中に点在しています。
また公園には謎の舞台がありました。
決して広くない公園でしたが、ここで何かやるのでしょうか?
あと、川のある風景って何かいいですよね。
うちの近所にもありますが、ドブのような川なので…
橋もいい感じです。
夜にはライトアップされていました。
宿について
今回は「茶心の宿 和楽園」という旅館に泊まりました。
久しぶりの温泉旅館。
結構、築年数などは経っているようですがサービス・おもてなしは十分でした。
部屋もTHE温泉旅館といった感じです。
金・土曜日はお茶&バーの限定店舗がオープンしていたようです。
残念。
嬉野温泉について
嬉野温泉の湯には、この旅館で入りました。
透明でツルツル?少しぬるぬる?な感触です。
硫黄の匂いなどは全くありません。
3回程度の入浴で美肌になったかは分かりませんが、肌には良さそうなイメージはあります。
この和楽園では、お茶を使った温泉もあります。
画像にある急須には、実際に嬉野茶のパックが大量に入っていて、温泉自体もほんのりとお茶の匂いがします。
お茶に浸かったのは初めてかなあ。
(画像は公式ウェブサイトから)
そんなわけで、嬉野温泉は美味しい湯どうふと温泉で満足の旅でした。
気温も20度くらいで天気も良かったですしね。
余談:名前の持つ宿命
嬉野という名前がついてしまうと、嬉野に行くと嬉しーのというようなダジャレを使うんだろうなあと勝手に思い込んでいました。
確かに少しはあったんですが、思ったよりは少なく…
名前が嬉野だけに使わざるを得ない・期待されている部分もあるのかなと思うと、変わった名前というのはやはり苦労しそうです。
サガフロンティアのサガフロ=佐賀風呂もよく見ましたね。
あとはゾンビランドサガも時々見かけました。
こっちはアニメで見たこともないのでよく知りませんが、サガは佐賀がモデルなんでしょうか?